みやけ雪子タイトル

2017年12月04日

「こわいものしらず」2014年創刊号

おそるおそるまずは、コラム2号から始めた「こわいものしらず」

月2本と号外というスタイルでした。

今は、コラム5本で月3本です。(号外が1本にカウントされないためです)

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            三宅雪子メールマガジン

      こ┃ わ┃ い┃ も┃ の┃ し┃ ら┃ ず┃
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           2013.9.27 Vol.001(創刊号)
         [毎月第2・4金曜日発行+臨時号あり]
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みなさん、こんにちは!三宅雪子です。

参議院選挙後、これからの自分に何ができるかということを真剣に考え、その
中で新しい試みの一環として、このたび〈三宅雪子の「こわいものしらず」〉
と題したメールマガジンを始めることにしました。

このメールマガジンでは、レギュラーコンテンツの、

●こわいものしらず!な時事コラム
3年3ヶ月の与野党国会議員の経験を生かし、三宅雪子独自の通説に捉われない
切り口でズバリ直球!発信、まさに「こわいものしらず」なコラムを展開しま
す。

に加え、

●現場を歩く
フットワークの良さが三宅雪子の持ち味!あちこちに出向いてその模様をリポ
ートします。

●教えて!○○さん
日々のニュースや話題に沿って、各分野の専門家や達人にズバリ!訊きます。

●名言・迷言・明言
心に響く先人達の名言を紹介し、現実との矛盾をチクリ!

●活字好きの読書案内
今、読んでいる本、気になる本、お薦めの本、など。

等、私的なコンテンツもローテーションでお届けする予定です。

日々、ツイッターでは発信していますが、メールマガジンでは、140文字の枠を
こえて、普段なかなか書ききれないことをつづりたいと思います。

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       ▽▼▽ こわいものしらず!な時事コラム ▼▽▼
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ご購読頂きました皆さま、有難うございます!心から感謝申し上げます。どう
ぞ、末永くよろしくお願い致します。

さて、一回目のテーマは「働くということ」

私の尊敬する方に、知的障がい者の雇用率が70%を超えていることで有名な日
本理化学工業の大山泰弘会長がいらっしゃいます。もう70代後半・・・いや80
歳は超えているかもしれませんが、講演で全国を飛び回っていらっしゃいます。
話し方こそ穏やかですが、行動力は超人的。エネルギッシュな方です。

大山会長については、拙著『福祉と私』の中でも取り上げさせて頂きました。
障がいのある私の弟にとって、幸運だったのはこの会社に勤めることができた
ことです。毎日、決まった時間に決して遅刻することなく、元気に出勤してい
ます。(お姉ちゃんよりはるかに真面目です)

大山会長はこうおっしゃいます。

「人間の究極の幸せは、愛されること、ほめられること、役に立つこと、必要
とされること」

これらを満たしているから、弟は幸せそうに毎日会社に通っているのでしょう。
仕事がなくなるということは、その人にとって単に収入が途絶えること以上に
大きなダメ―ジを与える可能性があるのではないでしょうか?それは「必要と
されること」に関わってくるからです。雇用が今、心配されています。私も本
当に心配しています。

総理は「雇用が増えた」と胸を張っていますが、しかし、実態は、非正規雇用
者が106万人増え、正社員が53万人減ったというだけ。企業の人件費カットの結
果です。これが政府の言う「人材の流動化」なんでしょうか?大企業のトップ
が集められた「産業競争力会議」では、解雇規制の緩和、限定正社員など企業
の側にとって都合のいい雇用の形が話し合われているように見えます。

大企業のトップが有識者会議のメンバーなのがいけないというわけではありま
せん。ここに、日本の9割以上を占める中小零細企業の代表者や労働者側の代表
がいないことは、やはり、おのずと偏った結論が導き出されてしまう懸念があ
ります。

大山会長がよくおっしゃるもうひとつ重要な言葉があります。

「仕事に人を合わせるのではなく、人に仕事を合わせる」

日本理化学工業に行くと、知的障がいがある人たちが仕事をしやすいように
様々な工夫がされています。はかりひとつにしても、数字ではなく、重しに色
をつけて区別できるように工夫している、など。こうした考え方は、一般企業
にも当てはめることはできないでしょうか?

会社の中には様々な仕事があります。たまたま自分が苦手とする業務を担当し、
思うように仕事ができず 評価が低くなってしまうケースもあるかもしれませ
ん。しかし、その人にあった業務を担当させたら、周囲もあっと驚くような成
績をあげることもあるかもしれません。そう考えるとまず、企業の中で「人材
の流動化」をすればいいのでないかと考えます。

「人は企業の財産」この言葉は死語になってしまったのでしょうか?安定した
雇用のもとでこそ、消費が活発化し、景気に寄与する、ごく普通に考えれば、
それが経済成長に繋がるはず。

1に雇用、2に雇用、3に雇用と一時期しきりに言われていました。なぜか、この
言葉はすぐにTPPや消費税増税にかき消されてしまいましたが・・・これだけは
よかった(失礼!)

雇用の大切さ、このことをもう一度政府与党には考えてもらいたいと心から思
います。

日本理化学工業
http://www.rikagaku.co.jp/

『福祉と私』(2012年11月、廣済堂出版)
http://www.amazon.co.jp/福祉と私-~「支えあう社会」を国政の場から~-三宅-雪子/dp/4331516369

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             ▼▽▼ 名言・迷言・明言▼▽▼
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学んで目覚める・・・

人間、学ばないというと、つまらないことにどこまでも迷って、ぼんやりと眠
っておるのと同然、何もわからない。しかし、学べば星が輝いておるように心
中明るく冴える。学んでも覚めなければこれが学ばざるにひとしい。まずは、
自ら返って覚ろうではないか。

これは、

『安岡正篤 一日一言』
(安岡正篤=著、安岡正泰=監修、2006年6月、致知出版社)

にある一文です。

星が輝いておるように・・・いい表現だなあと思いませんか?

「勉強は裏切らない」、私が普段自分に言い聞かせていることであります。生
涯、勉強。これが人生だと思いながら精進していこうと思っています。

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