9月15日に蓮舫さんが臨時党大会で新代表に選出。16日には両院議員総会が開かれ、新しい党人事が発表され、承認されました。
今回の党人事で、やはり注目されたのは幹事長。
蓮舫さんに関しては、代表就任前から野田元首相の影響力が心配されていました。ふたを開けたらその野田さんが幹事長。これには驚きました。党内の反発は予想したでしょうから、当然、それも覚悟の上の事でしょう。
それに加え、細野豪志代表代行(蓮舫さん陣営)。
う~ん。選挙を考えると、蓮舫さんは再選されたばかり。そして野田さん、細野さんは落選の心配はない数少ない民進党議員です。
自分が余裕があるので、安心して選挙対策ができると前向きにみるか、はたまた逆に当落線上にいる議員を何とか当選させようという気持ちを持って選挙対策にあたってもらえるのか、やや気になります。
また、代表選挙を戦った前原さんに「顧問」の要請をしたという報道もありました。前原さんは断ったそうです。まあ、当然ですよね。代表経験者とはいえ、50代半ばの人に「顧問」とはこれも違和感があります。
玉木さんの処遇も鍵になるでしょうね。
今後、政調会長人事なども発表されるでしょうが、自分の推薦人でない、または陣営ではない議員を排除するようなことのないよう心から願うばかりです。
今まで代表選挙のたびに、ノーサイドといいながら、相手候補を応援した人を冷遇するようなことがたびたびありました。これも民進党のイメージを下げたことの一因だということを思い出して頂きたいと思います。