今朝、ふとある見たら、あるネットニュースサイトの記事について自民党議員が
「取材されていない」と怒っていました。
その記事はその議員がメイン(の一人)のものでしたから、確かに「え?取材なし?」
とさすがに驚いてしまいました。
最近、ネットニュースサイトが取材せず、
ツィッターなどの匿名アカウントのツイートをもとに
記事を書いているのではないかと指摘をされています。
社によってはネットから(ニュースの)材料を拾ってくることに厳しいところもあるとか。
自分の経験からいうと・・・
電話があったことは一回です。
2009年から一回だけ。引用はし放題です。
引用は違法ではないので、よほど意味が違う切り取り編集をされるか改ざんがなければ仕方がありません。
(切り取り編集で意味が違ってしまった場合は著作権法の同一性保持の問題になる可能性があります)
この騒動のきっかけは「貧困女子高生」の報道でした。
あるネットニュースサイトの記事で
「NHKに取材をした」とあったのが嘘だったとわかり、そのニュースサイトは謝罪に追い込まれました。
またいくつかの誤りもわかりました。
(エアコンの記述など)
この元になった匿名アカウントはすぐ閉鎖していなくなりました。
果たして責任を感じているかどうか・・・。
書いたもの勝ち、がネットではまだはびこっています。
実際、すでに事実でないとわかったことが拡散されています。
リツイートも気をつけないと(意図せずして)結果としてデマに加担したことになり後に問題になるケースもなきにしもあらずです。
では、大手メディアはどうでしょうか。
私が気になるのは訂正です。間違っていたとき、さらっと書き換え(上書き)、その旨を告知していません。
最初の記事から大きな訂正があった場合はその旨を末尾に書くべきだと思っています。
ネットの過渡期かもしれませんね。