10月28日に横浜で痛ましい事故が起りました。小学1年の児童が87歳の男性が運転する軽トラックにはねられ死亡したのです。他に怪我人も多数出ました。
横浜市で登校中の児童の列に軽トラックが突っ込み、小学1年生の男の子が死亡した事故で、逮捕された87歳の男が当時の状況について説明を二転三転させているため、警察は認知症の検査をする方針を固めました(TBSニュース)
容疑者は87歳。走ってきた道を覚えていないと供述しているそうです。
高齢者の運転については、更新の試験自身は年々難しくなっていますが、まだまだ事故は減りません。視力や判断力の低下の問題もありますが、今回の事故では認知症の問題も浮き彫りになりました。
「やっと車を売ってくれた」と安堵するケースもあれば、「どうしても運転をやめてくれない」と事故が心配で悩んでいるご家族の方も多くいます。
この男性はいつ免許を更新したのでしょうか?
厳しいようですが、ある年齢(75~80)を過ぎたら、運転免許は毎年更新に切り替えないとだめなような気がします。最近では90歳の女性の暴走運転もありました。
ただ、足腰が弱り、公共交通機関が不便な地方に行けば行くほど、独居、もしくは高齢者夫妻は、それまで以上に車が必要になってくるというジレンマもあります。
ネットで何でも購入できる時代ですが、そのネットも使えない年代です。この男性の家庭の事情はまだわかっていません。