奇跡の大逆転と言ったらいいのでしょうか。アメリカ大統領選挙で、民主党ヒラリー・クリントン候補が敗け、共和党トランプ候補が勝利、次期大統領と決りました。
トランプ氏はアメリカ至上主義者だと言われています。アメリカズ ファースト。アメリカが一番。まあ、大統領なのでそれは当然と言えば当然ですよね。アメリカ、アメリカ人が豊かになれば、他の国などどうでもいいとはっきり明言しています。
アメリカの貧困、そして貧富の差は日本の比ににならないものだと聞きます。
もともとの貧困層よりも、中間層から貧困層に脱落してしまった国民の閉塞感がもともと根深くあり、そこに「既得権益をぶっ壊すぞ」という一時期の小泉さんのような威勢のいい人が現れたわけです。
確かに言葉は下品です。しかし、今の生活を変え、自分たちの職を奪っている(と思っている)外国人を追い出してくれるならいいではないかと支持を集めたようです。(これは一応、犯罪歴のあるという但し書きつきです)
マイノリティにとっては悪夢でしょう。今日11日も各地で反対運動が起きています。
メキシコとの境に壁をつくるとか荒唐無稽とも思える公約もいくつかあり、果たして実現するものか、わかりません。
まずは就任100日以内にやると言っている公約への向き合い方を見定めたいと思います。