みやけ雪子タイトル

2016年11月18日

政治男女均等法案

自民、政治男女均等法案に異論続出 「有能なら自力で」(朝日新聞11月16)日

この法案の旗振り役は野田聖子さん。

『自民党は16日の党の部会合同会議で、国会や地方議会の男女の候補者数を政党ができる限り「均等」にするよう努力を求める「政治分野における男女共同参画推進法案」について議論した』

(略)

『会議では、西田昌司参院議員が女性の社会進出が少子化を加速させているとの考えを背景に、「女性の社会進出で、社会全体が豊かになっているとは思えない。もっと根本的な議論をしてほしい」と主張。山谷えり子参院議員も「法律をつくることで、かえって男女の対立が生じてしまうのでは」として、時間をかけた議論を求めた』

そもそも、永田町に女性議員が少ないので、今、無理に女性活用をしようとすると『適齢期』の女性議員がかなりの確率で入閣できることになってしまい、結果的に男女不平等が起きているのも現実です。

その観点から、分母の女性議員を増やそうとなってるのでしょうが、やはり一番重視すべきは適性ややる気、能力で性別ではありません。そういう意味では慎重派議員の言い分はわからないでもないのです。

しかし、一方、かなり積極的に政治が後押ししていかないと、女性議員が地方でも国政でも増えていきません。

その『後押し』が慎重派からしたら逆に『不平等』となるのでしょう。

ややこしいですが、ものごとを平等にする過程では、一時的に不平等にせざるを得なくなる、というのが、『男女雇用均等法』の数年後、総合職で入社した自分なりの経験で言えることです。

しかし、西田昌司参院議員の『が女性の社会進出が少子化を加速させている』という意見は論外です。

こっちに議論が行ってしまったら、『政治男女均等法案』ではなく、『男女均等法案』からやり直さなければいけなくなります。何を考えているのでしょう。そもそも安倍総理の考えと違うのではないかと思います。

この議論の中身、10年以上前のよう。先が思いやられます。


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