『今週の言いたい放題』※
(※ゆっこときっこが週替わりで担当)
『きっこの秘密基地』
『きっこ温泉(源泉かけ流し)』
『ゆっこの溜息』
『きっこの吐息』
『はみだし雑記』
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『ゆっこの言いたい放題』
「気づいてあげること」
以前にも取り上げたことがありますが、知的障害者は昔から寿命が短いと言われています。但し、公式なデータは確認できていません。でも「平均寿命より17年短い」というかなり具体的な数字もよく耳にします。
ご参考までに、以下のものは2014年の厚生労働省の調査「障害保健福祉施策の動向等」です。
この資料によると、障害者の数は787.9万人。人口比6.2%で、身体障害者は393.7万人、知的障害者は74.1万人、精神障害者は320.1万人となっています。年齢構成比を見ると、65歳以下の知的障害者は91%、65歳以上は9%となっています。身体障害者は69%、精神は36%ですから、明らかに知的障害者は少ないですよね。補足しますと、このデータを見て「身体障害者は長生き」だと誤解しないで頂きたいのです。言いにくいですが、ご在命の方々のデータです。重い障害を負って生まれてくる方もいらっしゃいます。
総務省統計局が平成28年「敬老の日」(9月19日)を迎えるに当たって取りまとめたものでは、 65歳以上の高齢者人口は3461万人(平成28年9月15日現在推計) で、総人口に占める割合は27.3%となっています。
横道に逸れますが、これまで65歳以上を高齢者としてきましたが、この「高齢者」の定義が変わる可能性が出てきています。日本老年学会・日本老年医学会が昨年2017年1月5日、「高齢者」として定義される年齢の引き上げを提案しました。 現在の65歳以上を75歳以上とし、65歳~74歳は「准高齢者」とするという提言です。これに対しては、年金支給年齢の引き上げなど社会保障が削減されるのではという危機感を抱く声が相次ぎました。続報がないところを見ると、頓挫しているのかもしれません。
本編に続く
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