昨日10月23日(日)は、福岡6区と東京10区の補選の投開票日でした。
結果は予想通り。というとお叱りを受けるかと思います。しかし、せっかくの新潟県知事選挙の逆転勝利のあとだったのにも関わらず、立ち上がりから盛り上がりに欠けていました。
今回は民進党が主導権、というより主導権を握ろうとしている動きが当初からあり、野党3党が思うように動けませんでした。これは特に東京10区においてですね。(福岡もそうだったと聞いていますが・・・)
民進党一党で自公に勝つことは普通に考えても不可能です。しかし、なぜか鈴木陣営は野党三党の推薦を断り、選挙対策本部でも『民進党単独候補』を全面に押し出し、ことさらに『野党共闘』を嫌がっているように見受けられました。
池袋でに野党4党党首クラス揃い踏みに鈴木候補が行かなかったところから(同時刻に演説会が設定されており、前日から問題になっていたようです)
今回のことで野党内に亀裂が深まらないようにしなければいけません。連合がスタッフを選対を引き上げた云々の話が投票日直前にあったことも水を差した形になりました。
票は前回2014年の野党全党を足したものから、大きく下回りました。自民党若狭さんが強かったというより、野党(民進党)が勝手に自爆したというように数字上はなりますね。
今回の票数が民進党の単独の数字だと野田幹事長には自覚して頂きたいと願います。前回の旧民主党の票から3,000票増えただけ。
投票率も2014年を10%以上も下回りました。つまり地元で関心を持たれなかったという問題もあります。
総括するのか、できるのか。責任を誰かが取るのか取らないのか。今後、連合との関係をどう考えるのか・・・民進党が方向性を出すのを待ちたいと思います。