みやけ雪子タイトル

2018年06月23日

18連休ネガキャンをぶっとばせ

なぜ、これまで誰もこのデマに反論しなかったのか謎です。

このネガキャンは早くに手を打つべきでした。18連休を叫んでいた維新議員に説明を求めたら、いささか驚く態度。回答拒否です。そこから何の根拠もないものの疑いが濃厚になりました。

M議員ツイート。(6月20日)

「(略)本日、国会会期が延長。審議を充実させなければなりません。本会議でまたブーメランの反対討論。反対議員曰く「何をするために毎日国会に来ているのか」「口をつぐんで椅子に座っているだけでは給料泥棒と有権者から言われないでしょうか」とのこと。18連休してた議員に言われても」
こちら


審議拒否について説明します。

あの慌て方を見ると、おそらくM議員は誰かの(発出は産経新聞でした)受け売りで調べてもいない様子。

こちら


各委員会で審議拒否があったとします。
例、月、総務委員会、火曜、厚生労働委員会といったかたちですね。百歩譲ってこれを「休み」としたとすると(そもそも国会議員は特別職の国家公務員であり、調べて頂ければわかりますが、「休みや勤務時間」の概念がありませんのでここで論理破綻しています)「休み」は委員会所属議員だけです。

しかも、その所属議員は遊んでいるわけではなく国会内にいます。そのトータルを野党議員全員にあてはめ、カレンダーの平日中日をはさんだ9連休と無理矢理くっつけ、ありもしない「18連休」キャンペーンを繰り広げたのです。

審議拒否に関して世論調査で支持されなかったのはそのためです。閣僚はそれぞれ外遊に行っていました。その中でM議員はなぜか蓮舫さんの台湾出張だけを「ボイコット」と表現しています。

同じように許しを得て「業務」で出かけた蓮舫さんだけをボイコット(台湾要人との面会写真などあります)というのは無理がありませんか?その理屈で言うと、蓮舫さんが台湾に行っていた同時期、M議員の動向が不明です。4月30日から5月5日まで全く投稿がないのです。しかし、それだって国会が休みならいいのです。18連休デマはなぜか休みそのものの否定にもなっています。M議員の7日間は、偶然ですが、蓮舫さんが台湾に行っていた時期と見事に重複しています。ここで強調したいのは、M議員がこの間休みをとっていようが、旅行に行っていようが、仕事をしていようが自由だと思います。ただし、一方で蓮舫さんを批判しながらでは、理解されにくいと感じます。

また、市民の1人が声をあげて疑問を呈したとき「国会議員にならないと話はしないよ」という驕り高ぶった態度はいかがなんでしょうか?意見を言うすべての国民や有権者に対して「国会議員になれ」とでも言うのでしょうか?18連休に関しては、M議員はよほど都合が悪いらしく答えてくれません。

M議員ツイート。

「そういえば、国会ボイコットで何故か台湾へは行かれた蓮舫議員も小西議員に似てますね。二重国籍で記憶や発言が二転三転されてた方が、加計で秘書官へ記憶を自在に無くすのかと詰め寄ってたかと。数年前の委員会室転倒ニュースを拝見したあの三宅さんでしょうか?知りたければ18連休で検索して下さい!」

数年前の委員会室転倒ニュースを拝見したあの三宅さんでしょうか・・・ですって。このあともっとひどいツイートがあるのです。

ちなみに20歳下。2009年当選なので当選では私が先です。

正直、納得できるかどうか別として、何かしらの答えがあるかスルーだと思っていたので、返事あり、返事拒否に驚いています。

窮地の安倍政権。連休キャンペーンに味をしめて、また始まりそうなのでアゲイン。まず、そもそも特別職国会議員には、「休みや勤務時間の定め」がありません。自民党議員が平日「時間ができたから美容院行こう」と呟いていたこともあります。委員欠席の「空回し」と話合いの上の「流会」などをおおざっぱに一緒くたに「野党が休んでいる」です。

ここは多少の支持率のダウンは覚悟で「加計理事長」などの証人喚問は取り付けないと、このまま「幕引き」されてしまいます。皆さん、このあいだのふざけた記者会見を許せますか?

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