2014年11月17日のブログ再掲です。
[ミニ創作童話]ぼくたちのみらいのために
ぼくはの名前はトオル。
9歳で小学校3年生だ。いもうとのまりなは6歳で小学校1年生だ。
毎日学校に行って、帰ってきたら、パパとママとまりなとごはんを食べる。
休みの日には、ぼくは野球をしている。まりなは、よく公園にでかけて友だちとあそんでいる。
ぼくたちは、子どもだから、なにもわからないし、きめられない。
むずかしいことをきめるのは、大人だ。
だから、ぼくたちは、大人にまかせなければいけない。
パパやママはぼくたちのことを、すごく大事にしてくれている。
でも、他の大人の人たちはどうなんだろう。
さいきん、とても不安になってきた。
テレビをみると、「ろうごの心配」をしている人がたくさんいる。
仕事がない人もいっぱいいるみたいだ。
おきゅうりょうが少ないとおこっている人もいる。
今の大人の人たちは、僕たちが大人になったときのことを考えてくれているんだろうか。
ぼくたちが、大人になったとき、家や食べるものや仕事はあるんだろうか。
ちかいうちに「せんきょ」があるようだ。
せんきょで、勝ったところが、国のいろいろな決まりをきめるらしい。
そうだったら、大人の人たちにお願いしたい。
ぼくたちが安心して、くらせる、そういう政治をしてくれる「せいとう」にとうひょうして。
パパとママと僕たちが、安心してくらせる、しょうらいを心配しなくていい、そういうところにとうひょうして。
ぼくたちには、これから長い長いみらいがあるのだから。