意外な意外な組み合わせのコラボメルマガ
『ゆっこ&きっこの言いたい放題MAX!』
みなさん、こんにちは!
改めまして自己紹介です!
今後ともよろしくお願い申し上げます。
ゆっこ(三宅雪子)・・・魚座B型。テレビ局勤務を経て、2009年群馬4区で民主党から立候補し、比例復活当選。2013年7月参議院全国比例代表選挙惜敗(2位)。現在無所属。現在は、執筆やネット配信、福祉や介護のアドバイザーなどをしながら政治活動を続けている。趣味は、読書(ノンフィクション)と海外ドラマ鑑賞など。
きっこ(本名非公開)・・・蠍座A型。フリーのヘアメーク・アーティスト。趣味は俳句と競馬とプロ野球のテレビ観戦。大嫌いなものはゴキブリと自民党とジャイアンツ。
コンテンツ
『今週の言いたい放題』※
(※ゆっこときっこが週替わりに担当します)
『ゆっこの秘密基地』
『きっこ温泉(源泉かけ流し)』
『ゆっこの溜息』
『きっこの吐息』
『はみだし雑記』
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『ゆっこの言いたい放題』
「司法取引」
2016年5月に成立した刑事司法改革の関連法で導入が決まっていた「司法取引」を今年6月1日に開始すると、3月16日政府は閣議決定しました。大変大きなニュースだと思うのですが、朝日新聞でさえ、うっかりすると気がつかないほどの小さな記事でした。
「司法取引」は、他人の犯罪を捜査機関に明かす見返りに自分の罪を軽減されるというものです。外国映画でよく出てくる「罪を認めれば、刑を軽くしてやるぞ」というアレですね。
日本人は、私もですけれど、裁判は真実を明らかにする神聖な場というイメージがあるため、そこで「取引というビジネス用語が出てくると大変違和感があります。
私はかねてから「司法取引」には大反対です。人間、残念なことですが、自分が助かるためなら最後は何をするかわかりません。この法律は、私から見れば、百害あって一利無しとしか見えないのです。ではいったい、何がメリットなのかを調べたところ、訴訟や裁判費用の節約が一番にあげられました。裁判時間の節約にもなるそうです。でも、果たしてそれを合理化と言ってよいのでしょうか・・・
では、「司法取引」は、公判にどのような影響を与えるのでしょうか?まず、冤罪が増えるのではないか、扱う犯罪数が増えるのではないか(となると費用削減の意味がなくなりますよね)という懸念の声があります。これがデミリットのほうですね。
今回の閣議決定は、贈収賄や詐欺、財政経済関係犯罪、薬物・銃器犯罪のほか、こうした犯罪の証拠隠滅など、司法妨害の罪が対象です。贈収賄や詐欺、財政経済関係犯罪あたりは森友学園に関係してきそうですね。
「俺には関係ないよ」麻生さんは高をくくっているのかもしれませんが、今後「森友学園決裁文書改竄問題」で逮捕者が数名出た場合、その罪状によりますが、対象になる可能性もあるかもしれませんね。
犯罪行為が誰の命令だったかなど、それぞれ言い分が異なってくるに決まっています。近畿理財局は本省の指示だったといい、本省は預かり知らぬととぼけ、そして、逃げ回っている(?)大阪府知事の名前もなんらかの形であがってくるかもしれません。理財局の部下はS氏の指示だと言い、S氏はA氏の命令だといい、A氏は・・・。公文書改竄行為自体は、今は司法取引の対象ではありませんが、詐欺などの罪に問われる可能性が高い籠池夫妻は対象者です。当然、もう安倍夫妻に気兼ねなどないでしょうから、すべてを話すかもですね。法律なので不備があれば改正できます。日本初の司法取引になるのか、大変興味深いところです。
(他のコンテンツは『後編』へ続く)