本棚の奥から1冊の本を見つけました。2002年発行。角川書店「私が総理になったなら」というタイトルの本です。ふと、枝野幸男代表は何と書いているだろうと思ってページを開きました。写真が若い!
見出しだけ紹介すると、・多様な選択肢の実現を・不良債権処理に必要な「引き当て」・常に世代交代を求めたい・政治家には法律の勉強が必要
総理になって最初に手をつけることは、不良債権の処理しかないとまで書いています。確かに不良債権が問題になっていた時期。17年前ですね。その他は現在に通じるようなものです。
政治家に法律の勉強が必要だというのは同感。ずいぶん弁護士の期間が短いなと思ったら、なんと!政治家になるために弁護士になったようなことが書いてあります。長い謎が解けました。
菅直人さんと鳩山由紀夫さんの2人にも触れています。双方を褒めてはいますが、菅直人さんを「ゲリラ戦の人」と紹介。時代を大きく変えていく人だと。枝野さんは菅直人さんに今でも絶大な信頼を置いていると聞きます。(国民民主党とうまくいかない理由とも言われていますが)この頃からだから2人は長いつきあいですね。
あ、野田佳彦さんも、細野豪志さんも、玄葉さんも入っていません。自民党が多いですね
私がこの本をなぜ持っているかというと、好きな古川元久さんが入っているからです。古川元久さんは選挙に強いし、人柄もいいのですが、「代表に」という声はあがらないのは地味だから?
小泉進次郎さん以外、確実に総理になりそうな人が思い浮かびません。石破グループは20人を切り推薦人に苦労するでしょう。無派閥とはいえ、次の次?もしかしたら次?の小泉進次郎さん。抜かされてしまう人は嫌でしょうね。