先日、ある新聞で(すみません、新聞名失念しました)紹介されていた『自閉症の僕が飛びはねる理由』を昨夜読み終わりました。
この本では、日頃、もしかしたら、皆さんが自閉症について、不思議に、または疑問に感じていたことが、テーマごとにわかりやすく説明されていており、この本を読んだら「こういうことだったんだ」と理解をして頂けるのではないかと思います。そういう意味で多くの方にお薦めしたい本です。
この本の作者、東田直樹くんは、末尾にこう述べています。
「僕が、自閉の謎を説明することで、僕たちの障害が、決してわがままや自分勝手からきているものでないことを、みんなに理解してもらいたいのです。みんなが僕たちのことを分かってくれたら、僕たちは一筋の光を手に入れることができるでしょう」
一筋の光を手に入れたい、その願いを叶えてあげたい、そう思いませんか?
参考
『自閉症の僕が跳びはねる理由』
(2007年2月、エスコアール、本体1,600円+税)
http://www.amazon.co.jp/自閉症の僕が跳びはねる理由―会話のできない中学生がつづる内なる心-東田-直樹/dp/4900851388