みやけ雪子タイトル

2015年07月16日

(三宅雪子のツイキャスインタビュー④)KDDI エボルバユニオン見留洋子さん

3月5日(木)「三宅雪子のツイキャスナイト」のインタビュー④です。

(三宅)
そうですね。あと見留さんね、私が心配してるのは、竹中さんが「同一労働・同一賃金」って言っているのはとても怪しく感じているんですけど、いかがでしょうか? これ、低い方に合わせようっていうんじゃないかなと思っているんですけれども。

(見留)
そうですね。同一労働・同一賃金というのはおかしいと思うのは、まず同じお仕事をしてても交通費が払われない。これに関しては労基法の20条というのが2年前に改正されて、「非正規だからといって不合理に扱われてはいけない」という法律がありますが、いまだに派遣労働者というのは交通費が払われてない所が多いですが、それもそのままになってますよね。

(三宅)
そうですよね。もともとは同一労働・同一賃金というのは男女差とか、アメリカで人種によっての差別というところを、これはいわばちょっと差別禁止法に近いものから派生してきていると思うんですけれども。同一労働・同一賃金ってとても聞こえもよくて基本的には私も反対ではないんですけれども、どうも言う人が言うとですね、ちょっと怪しんでしまうところがあるんですよね。本当に低い方に合わされてしまうんじゃないかという心配も出てきてしまいますし、そういったところもちょっとウォッチしていかなきゃいけないなというふうに思っております。

(見留)
そうですね。竹中さんが言うからやっぱりなんか裏があると思いますね。

(三宅)
竹中さんは上げようと思って言ってるとはとても思えませんから。ただ一つ言えるのは、確かに上がれば、50%だとしたら自分たちの取り分が多くなるというのは、それはあるかもしれませんけど、その辺はもう分からない話ですよね、本当に。開示要求出せば見れるとはいえ、実際要求している方なんかいないと思いますから、ここのところはブラックボックスで、自分は反省を本当にしてるんですよね。やっぱりここは頑張るべきだったなと。その「開示できる」じゃなくてね、「必ず開示する」というところにすべきだったこと、マージン率。マージン率のことをちょっと私も意見を言ったんですけれども、マージン率を定める、いわゆるとる'(略)バーを定めないと本当にいくら取られるか分からないというのがありましたから、ここは本当に頑張るべきだったなというふうに反省しております。

(見留)
本当に、三宅さんをやっぱり国政に送り出したかったです。残念です。

(三宅)
もう本当に私は、あの製造業のときからですね、製造業の問題そして今言ったような問題含めて、もう悔しくてならない部分が本当に多いんですよね。ですけど、また議席がないことも本当に悔しいですしね。ストーカーのようにですね(笑)、厚生労働委員にはしょっちゅう電話をしていろんな情報を、「知ってます?知ってます?」って言っていろんな情報を入れるように(略)、予算委員会もほとんど見ているという、かなりの、元議員の中では多分、実際傍聴には行ってませんけど、見てる率はかなり高いんじゃないかなと思います。

ときには私が法案内容を教えたりするときもあるんですよ(笑)。「今日こういう法案が」という話をすると、「えっ、知らなかった」なんて言われるときもありまして。「何で三宅さん、知ってるの?」と言うから、「私、委員会を見てましたから」と言うと、「えー!」とか言われるときもありましてですね。

そういう意味では、今本当にね、(略)勉強期間と思ってきっちり、国会にいたときぐらい本当に勉強させていただいておりますけれども、本当にいろんな意見を聞けるようになって今よかったなと思ってます。それでまたね、皆さんのお役に立てたらいいなと。議席がないにせよ、いろんな形で雇用と福祉はライフワークでやっていきたいと思ってますので。今日は、本当にご出演いただいてありがとうございます。

(見留)
こちらこそいつも、国会の前で何度も座り込みのときから、(前の)派遣法案の改悪反対の(頃から)、年中行ってましたのでよくお会いしてましたけども。

(三宅)
ありがとうございます。ツイキャスもね、やっぱり何もしないでいたんじゃしょうがないっていうので、何しろ気付いてもらおうというところでですね、ツイッターの発信含めてフェイスブック含めていろんな所で伝えていきたいという気持ちから、このツイキャスも始めさせていただきました。朝8時がちょっとつらいんですけどね、毎朝今なんとかがんばってやっておりますので、またぜひ聞いていただけたらいいなと思いますし、今日本当に長い時間ありがとうございます、お話を伺って。本当に勉強になりました。

(見留)
こちらこそ、今日はお誕生日ということで、お話できたこともすごく心に残っておりますし、またこれからの活躍をすごく注目しておりますので。

(三宅)
そうですね。私も本当に自民党穏健派・ハト派がいなくなってしまってですね、雇用を守る人が本当に数人しかいなくなってしまいましたから、本当に野党にがんばってもらわなければいけないと思ってます。

本当にこの雇用の問題は甘く見ていると大変なことになりますから。何回同じ失敗をしても、あれだけ失敗して懲りずにもう一度またやろうっていうね、私は本当に信じ難いですよね。人間、一回失敗したら学ぶと思うんですよ、あの派遣村のときの経験をしてですね。まあ、いけないんですよ。国民側もああいうことがあったにもかかわらず、非常にこういう鈍感でいる状況というのもよくないと思いますけれども、本当に気付いてもらう。このことが大変なことになっていくっていうことに気付いてもらうということが大事だと思ってますので、見留さん、一緒にがんばっていきましょう。私も本当にお手伝いさせていただきたいと思っておりますので、これからもぜひよろしくお願いいたします。

(見留)
こちらこそ。どうぞよろしくお願いいたします。

(三宅)
はい。すごいですよ。今日たくさんの方が見ていただいております。今日ちょっと堅い話だからと思ってたんですけどね、本当に多くの方々が見ていただいておりました。やはり興味深いテーマだったんだなというふうに思います。ありがとうございました。またよろしくお願いいたします。

(見留)
ありがとうございます。

(三宅)
じゃあ失礼いたします。

(見留)
失礼いたしました。


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