やはり・・・。
6月22日(月)日本年金機構は、個人情報が流出した該当者が、計101万4653人だったと発表しました。事件の公表から、22日。遅すぎる発表です。
この個人情報流出。
ひとことに個人情報流出といっても、その被害(のおそれ)は人それぞれ。年金番号、名前、住所、電話番号といわゆる「4情報」が洩れてしまった人は、今後、そうとうな用心が必要です。
この「4情報」が揃えば、かなりのことが可能になってくるんですよね。
オレオレ詐欺の手口は昨今巧妙化しており、この「4情報」が犯罪集団の手に渡ったら(もう渡っているかもしれませんが)と思うと、心配はつきません。
しかし、発表から22日。事件発生(5月8日)からは実に1カ月と2週間あまり。
いくなんでも今回の発表は遅すぎます。
そして、政府が現段階で補償を明言をしているのは、年金そのものが振り込まれなかった
ケースのみ。
先日の300万の被害を見てのとおり、正直、年金そのものが被害に遭っても、上限があります。むしろ、情報が漏れたことによる2次被害の方がはるかに大きいと予想されます。
8000万(!)の被害は未然に防げましたが、ご本人はもとよりご家族や周辺の細心の注意が必要とされます。
(皆さまのあたたかいご支援に支えられ、取材・リサーチ、発信、執筆、各種会合参加など政治活動を続けさせて頂いています。http://www.miyakeyukiko.com/supporter.html )