秋の叙勲で感じたこと。
「秋の秋の叙勲 3964人が受章」(NHK)
イラク戦争を主導したアメリカのラムズフェルド元国防長官やアーミテージ元国務副長官にも旭日大綬章 http://nhk.jp/N4M24Jkv
祖父(故石田博英・衆議院議員)は、生前勲章を貰ったり、与えたりすることに肯定的なな立場ではありませんでした。(こうしたことが、当時右翼にたびたび攻撃された理由かもしれません)
理由は、「人間が同じ人間に順列をつけて表彰することはよくない」でした。亡くなってからであればそれもいいだろう・・・と考えていたようです。
そういったこともあって、自身も頑として叙勲を拒みつづけていました。
その祖父も、結局、昭和62年5月、勲一等旭日大綬章を受章することになりました。ちなみに、この年は松下幸之助さんも一緒でした。
理由は、当時報道されていた昭和天皇陛下の体調悪化だったようです。昭和天皇陛下に対する敬慕の念から、「お元気なうちに」という周囲の説得に押し切られた形でした。
今年の受章は3964人。お祝いの会なども開かれるため、万が一、なくなると、各方面大変困るという話も聞きました。祝電だけでも凄まじい数です。(成人式をやめられない理由と似ていますね)
今年は、アメリカのラムズフェルド元国防長官やアーミテージ元国務副長官外国人受章者に注目が集まっているようです。
私は、叙勲に関しては祖父と同じ考えです。皆さんは、どうお考えになるでしょうか?