みやけ雪子タイトル

2015年11月12日

ミニ政党の歴史

かつて、ミニ政党が乱立し、そのいくつかは議席を獲得した時代がありました。それが、今なくなった理由は・・・。

ミニ政党といっても、その定義は曖昧。要は、少数の政党だということです。まあ、確かに何人からが「巨大与党」かみたいなものですね。

そのミニ政党がブームになった時代も。

1986年参議院選挙では、サラリーマン新党、第二院クラブ、税金党などが議席を獲得、
1989年参議院議員選挙では、比例区に史上最多の40政党(!)が候補を立て、ミニ政党では第二院クラブ、税金党、スポーツ平和党などが議席を得たそうです。

しかし、1986年、1995年の選挙と続いて供託金が引き上げられた上に、1995年には確認団体に認められていた無料広告に「得票率が1%を切った場合は実費負担」の制限が設けられました。

この1%が大きなネックに。

これがきっかけに、ミニ政党の立候補が激減。正直、ミニ政党潰しとしか思えない改定です。

この時の後遺症はまだあり、中にはいまだに広告料を払い切れていないという「ミニ政党」があるという話も。

と調べている過程で、

ネットで以下の記事を発見。この話はうっすら記憶にあります。自民党の部会で「生活の党~」ができたとき、異論がでたのは、こうした経緯を覚えていた人がいたからでしょう。

4月23日、舛添代表が都内で「新党改革」の結成会見を行った。なお、新党改革の旗揚げに際して、代表の舛添は略称を「ますぞえ新党」とする方針を表明していたが、
公職選挙法86条の7第1項後段は、届出る政党の名称や略称に代表者の氏名を類推させる表現の使用を禁じており、中央選挙管理委員会が認める見込みがないことが判明したことから、
この略称使用は幻に終わった[14]。

その後、公職選挙法の改正はありましたが、細かい部分はさておき、おおまかな骨子は変わっていません。気になりますね。

ただ、現在の党名「生活の党と山本太郎となかまたち」は総務省に正式に受理されており心配いりません。略称も「生活」です。


昨日(11日)生活の党議員と今の規定において
「小沢一郎となかまたち」は可能なのかどうかという話がでましたが、これはベテラン議員でもわからず。

というのは、私もいまだに言われますが、どうしても一生に一度「小沢一郎」と書きたいという支持者(有権者)がとても多いのです。

立会人経験者によると、毎回、「小沢一郎」と書かれた無効票が目立って多いそう。皆さん、気持ちはわかりますが、小沢さんのことを思うなら、ぜひ有効票を。

(お詫び)できるだけ、改正も含め、取材・リサーチしましが瑕疵がありましたら申し訳ありません。すぐに訂正致します。

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