昨日も「おおさか維新の会」足立康史議員は午前は総務委員会、午後は原子力特別委員会で大暴れ。他党を「アホ」「バカ」と暴言の連続。しかも、委員長の注意・制止も聞きませんでした。
皆さんから「(足立康史議員に出された)懲罰動議はどうなったのか」という質問を多く頂きます。
いまのところ、懲罰委員会が開かれたという話は聞いていませんが、扱いを聞いてみます。
参考
懲罰動議とは、
①国会内の秩序を乱した議員を懲罰委員会に掛けるための動議。衆院は40人以上、参院は20人以上で提出できる。動議は議院運営委員会で協議の上、本会議で懲罰委員会への付託の有無を決める。
付託後、同委が懲罰を科すべきと決めた場合、
(1)戒告(2)陳謝(3)一定期間の登院停止
(4)除名のいずれかの処分が下される。地方議会でも同様の制度がある。
(はてなキーワードより)
懲罰委員会名簿(平成28年 3月28日現在)
http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_iinkai.nsf/html/iinkai/iin_j0170.htm ...
委員長こそ民進党ですが、 委員は、自民党11、民進党3、公明党1、共産党1,おおさか維新の会1,です。与党12名、野党4名。おおさか維新の会1名。
ということで、数だけみれば、厳しい処分が期待されないのが現状ですが、さすがに自民党内からも「あれは酷すぎる」という声があがっていますから、その機運が高まり、「国会正常化」されることを願います。
http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_iinkai.nsf/html/iinkai/iin_j0170.htm ...
思い出されるのは、天皇陛下に手紙を渡した際の、山本太郎議員への「厳重注意」処分です。皇室行事にも参加できない状態です。
参考
澤藤統一郎の憲法日記
http://article9.jp/wordpress/?p=1491
全く違う事案とはいえ、不公平感があります。