緊急災害対策本部と非常災害対策本部の違いをまとめました。
(緊急災害対策本部)コトバンクより。
「極めて激甚な災害が発生した場合に、災害応急対策を推進するために、内閣総理大臣が災害対策基本法に基づいて内閣府に設置する組織。内閣総理大臣を本部長とし、すべての国務大臣が参加する。平成23年(2011)に東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)が発生した際に初めて設置された。
(非常災害対策本部)
地震・風水害・火山噴火などで大規模な災害が発生した場合に、災害応急対策を推進するために、内閣総理大臣が災害対策基本法に基づいて内閣府に設置する組織。防災担当大臣を本部長とし、各省庁の局長級職員が本部員として参加する。災害が極めて激甚である場合は、緊急災害対策本部が設置される」
民進党 枝野幹事長が指摘した通り、現在、政府は防災担当大臣をトップとする災害対策本部しか立ち上げていない。災害対策本部だと首相は単なるオブザーバーだという。(本部員ですらない)枝野幹事長会見(4月19日)→https://twitter.com/miyake_yukiko35/status/722919412966096897 ...
枝野氏の主張通り、政府は緊急災害対策本部を至急立ち上げるべきだ。今のままだと、首相は、何の責任もない「最高責任者」という誠におかしな状態である。整理すると、現在は防災担当大臣をトップとする非常災害対策本部しか立ち上がっていない。(首相は本部員ですらない)首相をトップとする緊急災害対策本部は設置されていない。民主党政権では、震災当日、緊急災害対策本部を立ち上げている。
https://www.dpj.or.jp/article/42006
は、緊急災害対策本部を立ち上げると、安倍さんが本部長となり海外などに行きにくくなるのが設置しない理由ではないかと疑っている。激甚災害指定をしぶる理由は不明。