参議院選挙も中盤にさしかかり、色々な意見が出てきました。
最近、さかんに、票割り、票割りという言葉が出てきます。
票割りとは、政党の候補者をできるだけ多く当選させるために、合理的に票を割る(配分)するといった意味です。
東京選挙区。
前回(2010年)の参議院選挙で、蓮舫候補(民進党)は、170万票以上獲得しており、これは当選
バーと言われる60万をはるかに上回る驚異的な数字です。単純に考えても、この票数で自党の
候補者2人以上当選させられる計算になります。そうすると、当選に必要以上の票をどう考える
かという考え方の中で、その票を・・・候補にという話がでてくるんですね。
この件について書いた私が書いたツイートがかなり引用されており、「蓮舫さんは(黙っていても)
当選できるのだから、...候補に戦略的投票を!」と働きかけがされているようです。
これは、私の意図したこととやや違うので戸惑っているのですが・・・。
それぞれが支持する候補がいる中で、その支持する候補に投票する権利と自由があると
思います。その中で、有権者が自ら判断するならまだしも、他者が「戦略的投票」という大儀
名分で、Aさんに入れたい人に、その人は十分当選できるのだから、Bさんの投票を!と言う
のも政党の勝手な主張なような気もします。とはいうものの、当落線上にいるBさんをなんとか当
選させたいので、そういう動きにどうしてもなっていくのも理解できるので悩ましいですね。
自民党候補も早くから当確と言われている人がいますが、(苦戦が伝えられる)もう一人の候補
に票をまわせるほど強いかどうか微妙です。そこまで、自民党がハンドリングできるのかどうか
わかりません。
票割りについては、浮動票が多い候補、政党というより個人に入れられた票が多い候補に
ついては難しいようにも思います。
とにかく、東京選挙区ではなにがなんでも3人当選!というのが大命題だと思います。敵を間違
えず、最後まで選挙戦を戦って欲しいですね。