いよいよ１０月１６日に投開票が予定されている新潟県知事選。柏崎刈羽原発の再稼働問題もあり大きな注目が集まっています。
現段階では、与党系の前長岡市長の森民夫氏（自民・公明推薦）と野党系無所属の米山隆一氏（生活・社民・共産党推薦）の一騎打ちとなっています。
民進党は支持母体の電力労連の関係で米山氏を推薦せず。そのため、当初は圧倒的に森氏が有利と言われていましたが、ここにきて差を縮めたという情報もあり全く読めません。
最近の傾向としては選挙中盤から終盤にかけて、野党系候補が猛追している、並んだ、僅差などの『予想』が流され、当日の選挙結果でがっかりさせられるということが続いており、一喜一憂しないほうがいいですね。
それにしても、民進党の支部長を民進党が推薦せず自主投票（その後離党し無所属に）、他の３野党が推薦するといういびつな形になったことは残念です。
それでも、反原発の立場の民進党の議員は続々と新潟入りしており、事実上野党連合になりつつあります。そのことが情勢の変化に繋がっているのかもしれません。
『原発再稼働』の野田幹事長では、今後も原発立地自治体では民進党は選挙のたびに難しい舵取りとなりそうです。
野田幹事長。
総理時代は、消費税増税、原発再稼働、ＴＰＰの３つでは、原発再稼働に対しての姿勢が一番強硬だったように感じました。（私の印象です）
再稼働は、国会での採決（承認）が必要なかったからかもしれません。
今回の新潟県知事選挙の結果いかんでその姿勢が変わるのか。いずれにしても１０月１６日は重要な審判がくだされます。
