民進党野田幹事長と自由党小沢代表が10月29日、11月2日と連続して会談。関係者に衝撃が走りました。
まさか、とはこのことです。
最近の小沢代表は、参議院選挙では、民進党岡田克也代表(当時)と選挙の応援などで一緒に登壇したり、前原誠司議員を代表選挙で支援するなど、いわゆる「アンチ小沢」とされてきた議員らと関係修復をしてきました。
しかし、そんな中、いわゆる「6人衆」の中で最後まで雪解けは「絶対無理」とされてきたのが野田佳彦幹事長です。
野田さんが自分の政策に反対して離党した小沢一郎氏を恨み、あの自爆解散すら「小沢氏のせい」と公言していたため、小沢氏を酷く恨んでいるのではないかとささやかれていました。
ところが・・・
民進党の野田佳彦幹事長は2日夜、自由党の小沢一郎共同代表と東京都内の日本料理店で会談し、次期衆院選に向けた野党間の候補者調整を加速させることで一致した。両氏は10月29日に会談したばかり。今後も対話を続けることを確認した。(毎日新聞)11月2日
1日のみならず、3日おいてまた会談だというから驚きです。3回目も近いとささやかれており、もうすっかり「共闘」ムード。
最初の会合は、小沢氏側からの呼びかけで「幹事長就任のお祝い」という理由でセッティングされたと言われ、この1回で終わりかと思われたのですが、どうもこの場でかなり関係が改善されたようですね。
次の衆議院選挙では、「共産党は絶対嫌」という連合の顔を立てつつ、共産党に全選挙区に候補をたてないよう協力を仰ぎ調整しなければいけませんから、共産党志位委員長と関係のいい小沢代表の協力は欠かせません。
いくつかは選挙区を譲らざるを得ませんがその際「統一候補」という形はとれないでしょうから、その秘策を練っているのでしょう。
さあ、どんなウルトラCが出てくるのでしょうか?