みやけ雪子タイトル

2016年12月01日

改正ストーカー規制法

昨日のまとめです。

改正ストーカー規制法に関する打ち合わせ。

疑問点ほぼ全てわかりました。わかりましたというのは現段階でわからないこともわからないとわかったということです。(ややこしい)

恋愛要件の「好意」がタレントはともかく政治家は「支援者」がグレーゾーン。同席した現職議員がこの点を質問していました。ここを突き詰めると『支持者』とはなんぞやになってしまいます。1票投じたら皆『支持者』になるのかなど。その方は『支持者』を名乗る方の毎日の電話に悩まされているとのことでした。後援会に入っていない=『支持者』ではない、ではありません。色々な形の支持者がいます。極論言えば、宣言すれば『支持者』になれてしまいます。悩ましい。

全く見知らぬアカウントに『元支持者』だと名乗られた場合、匿名のネットではそれを確認するすべもありません。長く応援してくださっているアカウントは、リアルでのつきあいがあれば、大概はやりとりがあります。もちろんそうでない方もいます。

リプライは内容に関わらず相手に拒まれたら送れません。しかも、家族及びその人の身を案じる人にも拒まれたらダメ。これは現在知らない人が多いようです。

つまり、ある人の身を案じる、社会生活において密接な関係を有する者に対し、ある人のに関する通信(内容は問わない)を拒まれてもすれば規制対象になります。

とりあえず、真っ先にすべきは「拒むこと」

罰則は施行後からですが、現在から拒めばそれがそのまま継続するので、現在何人かに悩まされている人はすぐに意思表示をする、拒むことだと言われました。

極論ですが、電子メールは100件来ても拒んでいなければセーフ、拒めば数件でもアウトだそうです。まさかと思って聞いたところ『おはよう』でも本人が拒み、その後連続して送られ、身の危険を感じたと訴えれば対象に。

『自分はストーカーでない』と言っても、もはやストーカーかどうかなどあまり本事案には関係なく、とにかく拒まれて以降はダメ。

これまたグレーゾーンなのがブロックしていた場合。『相手に届く』をどう捉えるかです。ブロックをしていれば送っているけれど届いていないという理屈も成り立ちます。どなたも嫌だと思いますがブロックを解除した方が被害を届けやすくなるようです。

拒まれてもメッセージを送っている人とのやりとりには注意が必要です。

その手助け(RTがどうなのか聞きそびれました)をしたら『幇助』その行為をそそのかしたら『教唆』になりかねません。ただし、『教唆』はその行為をするつもりがない人にその行為をさせた場合です。

固定ツイートとプロフはこの法律の範疇ではなく別法での扱いです。(名誉毀損など?)一言でいうと、1、拒んでいる人に@を送ることは当人及び関係者含み禁止です。あわせて、2、ストーカー行為をするおそれがある者への情報提供は禁止です。(1は懲役1年罰金100万が上限に引き上げ)


法律の曖昧な部分は、裁判の判例などで徐々に定まっていきます。支援者といっても千差万別。その好意の表現(方法)などで判断が分かれます。これは民事で争われることになりそうです。FBの友達申請は一度拒まれたらそれ以上はダメだそうです。(厳しい・・・)

恋愛要件など規制対象にグレーゾーンはあるにせよ、内容問わずとりあえず『拒まれたら送れない』なので、繰り返しになりますが、まずは拒むことだそう。あとはその都度です。タレントさんなど特定のアカウントに絡まれている方は、とにかく拒むことだそうです。

ストーカーという言葉にかなりこだわる方がいます。確かにストーカーというのは不名誉な言葉。
私などはこの呼称にはこだわりはなく、他に適当なものがあれば、そしてそれが円満にものごとを解決するのであればそれでもいいと思っています。

私の場合、周囲に『ストーカーではないか』と心配をされても、面倒を避けたい気持ちからトラブルの火種をうやむやにしていて、かえってこじれてしまうケースがあります。相手を慮ってのこともあります。また、一部は有難く、一部は負担という『好意』もあります。

個人的には、今までの法律にすでに会った条項の、『その行動を監視していると思わせるような事項を告げ、又はそれを知り得る状態に置くこと』がされたら嫌なことですね。監視・・・されて嫌でない人はいないと思います。

1日中私のことだけを呟かれたり、名前を連呼されるのも不快です。これはやめて頂くようお願いしています。私のことがその大半閉めるアカウントをいくつか知らされました。今の立場がそこまで関心を持たれることに違和感を感じます。

まだわからない点があるのでまた専門家に話を聞く機会を設けたいと思います。


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