『時をかける少女』で知られる小説家の筒井康隆氏が韓国で設置されている旧日本軍の慰安婦像について、ツイートで発信した内容が問題になっています。
80過ぎた著名作家がいつ何がきっかけでツィッターを始めたのかはわかりませんが、今回の場合は、どんな媒体で発表しても問題になった内容でしたが、とりわけネットは拡散がされやすい情報ツールのため大きな騒動になりました。
ツィッターからは削除されましたがまだブログに残っています。(意味ないし)騒ぎになったので一応削除をしたけれど謝罪はないという状況ですね。
とうとう朝鮮日報(日本語版)にも取り上げられてしまいました。
(引用)
筒井氏は6日、自身のツイッターで「長嶺大使がまた韓国へ行く。
慰安婦像を容認したことになってしまった」とした上で、少女像の前まで行って射精して精液まみれにしようなどと書き込んだ。
・・・『精液』は正直、もう少し品のない表現であり、その書きぶりは性犯罪の被害者も傷つけかねないもののように感じました。
作家と言論の自由、難しい問題だと思います。
お金を払い『自分の意思』で買う雑誌や本とインターネットを同じように考えると大変な勉強量を払うことになります。
インターネットで投稿を見る人は偶然それを目にするだけで筒井康隆氏の愛読者でもなんでもありません。日頃どんなものを書いているか知らない方が大半でしょう。
長嶺大使は現在、韓国政府のあらゆる人から面会を拒否されている状態です。
そこにこの事件ですから、頭が痛いことでしょう。
いずれにしても日韓の関係回復まで時間がかかりそうです。