現在２２時２０分。
事前に一部で河村氏苦戦という情報が流れていた。しかし、結果は圧勝。
自民、民進、共産などの既存政党が束になり、そして大村愛知県知事の応援があってもなお、圧勝であった。大村知事は私からすれば、河村市長の後押しが最初の当選に繋がったし、前回まで支援だったので、もう少し違う立ち位置もあったのではないかと思う。
投票率が高かったわけではないので、普通の考えると組織票対浮動票で、河村現市長が不利なはずである。それでも、圧勝。
それでも、ゼロ打ち（出口調査で大差のため、選管の発表を待たず、マスコミが独自に
『当確』（当選確実）だすこと）である。
私は名古屋に河村市長の応援で行ったことがある。２００９年に私を含め、おそらく一番民主党（当時）候補の応援で全国を回ってくれたのが、河村市長だ。その恩返しである。その市長選挙で民主党は河村市長支援せずだったので、応援に行った私含め５人をケシカラン、処分せよ、と愛知民主党から声があがったという。（結果、処分されず）名古屋に行った私たちにしてみたら、民主党はどれだけ世話になったのか、忘れたのか？という思いもあった。処分上等だという覚悟だった。
河村市長と一緒に市内をまわるとわかるけれど、その人気はすさまじいものがある。どの政治家と回ったときと較べてもダントツだ。
河村さんが実際『庶民』なのかどうかわからない。でも、人々が好む『庶民的な雰囲気』なのだ。大金持ちの田中真紀子さんがセーターのスカートで歩いて大人気だったのと一緒である。『庶民的な雰囲気』なのだ。
２０１２年以降、維新（橋下代表当時）に接近したり、その政治的スタンスはやや（？）ブレており、私は現在は距離がある。
政策的には、ややタカ派に思える。これは前からだけれど『庶民的雰囲気』の前には
それさえも吹き飛んでしまう。
４期目。厳しい前途だけれど、頑張って頂きたい。
