最近、拡散されている「自民党政権と安倍政権の実績」デマは、どんなに反安倍でも擁護不可能な根拠がないいいかげんなシロモノですが、調べてみると、このデマは2015年頃から繰り替えし流されている「リピートデマ」でした。
最近、ネット上でよく目にするこの表が問題になっています。
調べてみると、この大本はあるブログらしいのですが、それもあくまでもそう明記された表が残っているだけ。2015年頃のことですね。
当時も問題になり、データを示され多くの人に論破されています。情けないのが冒頭に元国会議員が紹介されており、最近の「自衛隊美談デマ」もそうですが、デマに安易に乗りやすい国会議員・元議員のネットリテラシーは考えたほうがいいように思います。年配の方が多いことから、さしたるネット教育もされず「遅いデビュー」をして失敗してしまうんようですね。
こんなまとめもありました。
安倍総理は歴代最低第1位の総理だ!←検証してみた(Ver.1.1)
https://togetter.com/li/881623
その元国会議員も「デマに踊らされた」と叩かれています。(当時)
https://togetter.com/li/881697
なんだかなーと思うのは結局、大本はわかっていませんが、パクりな上にデマだし、そのデマに繰り返し、騙される人たち。デマ耐性強くしましょうよ。
この話をもっとたどると、どうも小泉政権を叩くために2007年頃使われたものの「焼き直し」のようなんです。二重三重に情けない。
リベラルよ、反安倍だったら何でもいいの?私は嫌です。
2月10日に荻上チキさんが以下の通り、ツイッターで取り上げてくれたので動きがあるかもしれません。
「政権批判をするなら、憲法草案なり、公文書管理なり、生活保護削減なり、裁量労働制、再分配政策のバランス、歴史修正主義なり、少数者への配慮不足なり、「適材適所」とは思えぬガバナンスであり......と、批判点と論拠を出しつつ、政策論議をそれぞれ行うことができるはず」