国会中継を見るには3つの方法があります。
① NHKで観る!
本会議や予算委員会など限られており、要請があった場合に中継なので、すべてとは限らない。
② インターネット審議中継で観る!
その日に開かれている全ての審議を観ることができます。事前に質問者がわかっていれば、「お気に入り」の人を探してザッピングも。
③ ツイットキャスティングなどで個人がネット中継しているものにコメントを投稿しながら観る!
さて、こう並べてみると、③が一番いいように思えますが、このスタイルが登場したのがここ数年のこと。映像は②のインターネット中継のものなので、果たして著作権上問題がないのか不透明です。そのため、ここで堂々とお勧めできないのが現状なんです。
注意事項は、自宅でテレビを観ながら感想を言っている気分で意識せず投稿していたら、思いがけずその書き込みが名誉毀損になる可能性もありますから、インターネットは全世界に繋がっていることを自覚して書き込みをしてくださいね。
さて、まず、前日の衆議院インターネット審議中継(※1)と参議院インターネット審議中継(※2)で衆参の「審議予定」をチェックします。法案名や質問者まではぎりぎりまでわからないことが多いですから、日頃から国会情報を発信しているアカウントをツイッターなどでフォローすることなどがお勧めです。国会議員では共産党の議員さんがまめに発信していますね。宮本徹衆議院議員(@miyamototooru)などはまめにアップしてくれています。質問者がわかったら、午前は厚生労働委員会、午後は財務金融委員会、後半は外交委員会というように予定を立てます。
インターネット審議中継はお昼を抜かせば休憩なし。まずお手洗いに行っておきましょう。正直、与党議員の質問は身内同士なのでツマラナイ。スマホでツイッターのタイムラインを見ていれば、どこかの委員会でトラブルが起きたらわかります。野次馬よろしく、そこに切り替えたらいいんです。
こうして、国会中継を見てみると、いかにテレビでは一部しか取り上げないかがわかります。「モリカケばっかり」と国会議員が責められますが、「モリカケばっかり」テレビ局が放送しているだけなんですよ。
30分の質問時間なら衆議院なら5問前後、参議院は基本往復方式と言いまして、質問時間はカウントしませんから、だらだら答弁をしても時間稼ぎはできません。衆議院もこの方式にして欲しいです。
次回は、けっこう簡単!国会の傍聴の方法です。
※1.衆議院インターネット審議中継
※2.参議院インターネット審議中継
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