2018.6.20 Vol.79 前編
意外な意外な組み合わせのコラボメルマガ
『ゆっこ&きっこの言いたい放題MAX!』
みなさん、こんにちは!
改めまして自己紹介です!
今後ともよろしくお願い申し上げます。
ゆっこ(三宅雪子)・・・魚座B型。テレビ局勤務を経て、2009年群馬4区で民主党から立候補し、比例復活当選。2013年7月参議院全国比例代表選挙惜敗(2位)。現在無所属。現在は、執筆やネット配信、福祉や介護のアドバイザーなどをしながら政治活動を続けている。趣味は、読書(ノンフィクション)と海外ドラマ鑑賞など。
きっこ(本名非公開)・・・蠍座A型。フリーのヘアメーク・アーティスト。趣味は俳句と競馬とプロ野球のテレビ観戦。大嫌いなものはゴキブリと自民党とジャイアンツ。
コンテンツ
『今週の言いたい放題』※
(※ゆっこときっこが週替わりに担当します)
『ゆっこの秘密基地』
『きっこ温泉(源泉かけ流し)』
『ゆっこの溜息』
『きっこの吐息』
『はみだし雑記』
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『ゆっこの言いたい放題』
「まだ働かせるの?」
政府は15日の臨時閣議で、2018年の経済財政運営の基本方針(骨太の方針)や成長戦略を決めました。そこで焦点となったのが、慢性的な人手不足である介護や福祉分野に対しての抜本的な対応策です。
安倍総理がかねてから明言していた外国人労働者の受け入れ拡大とともに、もう一つの争点となったのが65歳を超えた健康な高齢者の扱いです。
昔と違って人生100年時代の今、65才といったらまだまだ働き盛りですよね。その65才の定年を伸ばして長く働いてもらおうというのが政府の考えです。一見、いい話に聞こえますが、果たしてどうなんでしょうか?企業は雇用延長はすれど、再雇用では給与体系ががらっと変わります。定年延長と再雇用の義務づけは違うのですが、この勘違いが多く散見されます。再雇用後の給与の下げ幅が現在決っていませんから、酷いケースでは同じ仕事でそれまでの給与の3分の1になることもあります。私はかねてから仕事内容が同じであれば、この下げ幅に一定の制限を設けるべきだと考えています。最近、この再雇用後の給与の水準の妥当性を争う裁判も起きました。
政府の本心は、財政の負担になっている年金の支給を「定年年齢の引き上げ」にかこつけてセットで引き上げようというものです。「70歳定年制」という見出しが新聞を踊っていますが、多くは給与をかなり下げての雇用延長(再雇用)であるはずです。それでもその年齢からの再雇用は難しいので、多くは泣く泣く再雇用を選択することになるでしょう。年金が65才支給のままであれば、下がった分の差額の補充にできるのでしょうが、そうはならないようです。(続く)