所沢市住民投票の経緯~可決されたものの、クーラー反対が3万票も!
(日経2015年2月)埼玉県所沢市で15日、市立小中学校へのエアコン設置の是非を問う異例の住民投票が実施、即日開票され、賛成5万6921票、反対3万47票で、賛成が上回った。しかし、投票率は31.54%にとどまり、
賛成票はエアコン設置実現の目安だった投票資格者総数の3分の1に届かなかった。付近にある入間基地を離着陸する航空自衛隊機の騒音対策として、防衛省の補助を受けて全校に冷房を設置する方針を決めた。しかし、1校に設置された後の11年に初当選した藤本市長が、快適さを最優先した生活を見直すべきだ」「東日本大震災を機に自然と調和した生き方への転換を」と唱え、12年に方針を撤回した。
次回紹介しますが、千葉市のケースと一緒。基地の騒音で窓が開けられないんですね。そんな事情もあるわけです。
ホント驚きますが、藤本市長は数々の迷言も残してます。「教育イコールエアコンと信じてやまない人たちがいる」
なんのこっちゃ。健康のためですね。
3年経って、40度を超える日もある昨今。いまだ、気合いでこの暑さを乗り切れると思っている人が存在します。
この夏いったい何人の人が暑さで命を落とすのか。
そして、2020年、酷暑の東京でオリンピックは開かれます。正気ですか?
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