明日5月3日(憲法記念日)は2人が殺傷された朝日新聞阪神支局襲撃事件の日です。
あれから32年。一連の事件は2003年に完全時効となっています。
「記者襲撃、あの夜から」2019年1月22日朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/
special/timeline/hanshin-
shugeki/
(社説)阪神支局事件
危うい「反日」の氾濫
小尻記者が、阪神支局がなぜ狙われたのか。
「朝日新聞社はこの日、殺害された小尻知博記者(当時29)を追悼する記帳・拝礼所を支局1階に設け、3階の襲撃事件資料室を一般開放する。(略)記帳・拝礼所は午前9時~午後7時、資料室の一般開放は午前10時~午後5時。阪神支局は西宮市与古道町1の1(阪神西宮駅市役所口)」
以上朝日新聞デジタルより。
重傷を負った犬飼兵衛さんも昨年2018年昨年1月に73歳で亡くなっています。
外国人登録制度で義務づけられていた指紋押捺制度についての問題提起の記事などを書いていた小尻記者。犯人が捕まっていないため真相はわかりません。
命を奪われた小尻知博記者は、在日コリアン2世の金成日(キムソンイル)さん(67)を当時の外国人登録制度で義務づけられていた指紋押捺関連で取材していました。
逮捕され、釈放された金さんに取材し、指紋押捺について問題を提起する記事を書いたのが小尻記者でした。
現代日本でも飛交う「反日」という言葉。金成日さんにも、連日のように嫌がらせがあったようです。
「反日」とはなんなんでしょう。では、小尻記者を襲った犯人は「愛国」なのでしょうか?