ある日を境に、「9・27解散説」が報道されだしました。永田町関係者は、2012年、2014年の経験から、「まさか」と思いつつ、気にせずにはいられないという状況のようです。
今回の解散風。
本当に吹いているのか、誰かが吹かせているのか。
今回は、当初、私は後者のように感じていました。また、誰かの情報操作なのではないかと疑ったのです。
理由は、「野党へのけん制」「与党内引きしめ」など・・・。
しかし、時間が経つにつれ、「今の政権では確かにやりかねないな」とも思いだしました。大義など関係なく、いつやれば勝てるかだけ考えれば、確かに、今はチャンスなのかもしれません。
野党がとにかく準備できていません。候補者も不足しています。どんなに有権者が、今の政権に不満があっても、またしても「受け皿がない」状態に陥るのが容易に想像できます。
選挙はいつあってもいいように、常に備えておきなさいと現職時代は散々聞かされました。日頃のこつこつが大事だということです。
しかし、先の2回の衆議院選挙で、その「日頃の活動」より「候補者調整」や「選挙区調整」が現実には勝敗をわけるという厳しい現実を知ってしまったことも事実です。
機を見るに敏。上手に党を渡り歩いて、当選回数を重ねている議員もいます。
それにしても、小選挙区制である以上、票の分散に繋がり、共倒れするだけの野党の候補者乱立だけは、避けなければなりません。
PART 2へ続く