みやけ雪子タイトル

2015年07月07日

(三宅雪子ツイキャスインタビュー)東京新聞 佐藤圭記者 ①

3月3日(火)朝の「おはよう!三宅雪子ツイキャス」のインタビュー①です。


(三宅)
みなさま、おはようございます。
3月3日、火曜日、「おはよう三宅雪子ツイキャス」。
本日はですね、東京新聞の佐藤圭記者にゲストでご出演いただきます。
佐藤さん、おはようございます。

(佐藤)
おはようございます。

(三宅)
勤務前のお忙しい時間に快諾していただきまして、本当にありがとうございます。

(佐藤)
いえ、そんな、大丈夫ですよ。

(三宅)
私、きちっと東京新聞を取っておりますけれども、今日の一面は、やっぱり今回の川崎の中学生の殺害の問題、たいへん大きく時間(紙面)を割いていらっしゃいます。
そして、担当されている特報部のほうですね、特報部のほうは、これ、本当に今日見応えがあるんですけれども、安倍首相の今国会の無茶苦茶答弁ですね、ということですけれども、この辺の今回の予算委員会の答弁については、佐藤さん、どういう風にお思いですか。

(佐藤)
やっぱりあの、もともとやっぱり乱暴と言いますかね、その場限りで言い繕うということが、非常に多くて、私なんかは例の日教組のヤジの問題なんかも特報面では大きく取り上げたんですけれども、やっぱりその何て言いますかね、非常にあまり根拠がなくてもですね、その場を言い繕えばいいという風に、まあその支持率が高いんですね、どうしても支持率も高いし、この間も選挙も勝ったのでですね...。

(三宅)
何言ってもいいという風な形ですか。

(佐藤)
納得されるというところがあってですね、実際そういう風なところで、すぎちゃっているところもあるんですけれども、やっぱり個別のあの答弁を聞いているとですね、やっぱり酷いなというところはありますよね。

(三宅)
あの、一貫性がないといいますか、ヤジを止めろと、ヤジに関して批判をしつつ、ご自分はヤジると、こうした非常に矛盾している行動がちょっと目に付くんですけれども、こうした点に関してはいかがでしょうか。

(佐藤)
まあ、あまり周りのことがよく見えてないというか。

(三宅)
つい言っちゃうんですかね。

(佐藤)
まあ自分中心主義と言いますかね、自己中心主義というところで、その辺の整合性のないところは、あんまり自分では気にならないんじゃないかと思いますね。
人の目を気にしてやるっていう謙虚さがないんだと思いますね。

(三宅)
なかなかね、意見が合わない方でも、一応皆さん、話の整合性はね、まあ付いていたりするわけじゃないですか。
でも、総理の、私の本当に不可解なのはですね、言っていることに賛同できない部分は多いんですけれども、それでもね、一貫して整合性があればいいんですが、その整合性が全くないもので、ちょっと困惑することが多いんですよね、本当に。

(佐藤)
そうですね。
やっぱりその予算委員会の国会の論戦なんかはですね、立場が違っても、そこでまあいろいろ議論すればですね、やっぱりそこでそれなりの前向きな結果が出てくるというか、国民の人にも知らせるということ、そういうことがあると思うんですけど、安倍さんはそういうところがないと思うんですよね。

野党の人なんかも、安倍さんと論戦してもですね、まああまり気分がよくないというか、その敵ながらあっぱれというところがまったくなくてですね、そこは歴代の総理と比べてもですね、まあ酷いんじゃないかと。

まあ、今、岡田さんが(民主党)代表ですけども、岡田さんなんかもちょっと前ですけれど、小渕さんとかですね、あの辺りはこういろいろ論戦してもですね、やっぱりいい論戦ができたなというような感想を持ったと岡田さんなんかも感じてきたのですけれども、今あの岡田さんも含めてですね、安倍さんと論戦して何かいい論戦ができたなと感じる人は本当に少ないんじゃないかなと思います。

(三宅)
そうですよね。
例えば、まあ下村大臣の疑惑に関して、やりとりがされていて、私から見ては極めて普通な野党の審議に見えるんですけれども、それに対して例えば下村大臣が、誹謗中傷だと言うと、これが誹謗中傷だったら予算委員会成立しないわけなんですけれども、当然個人的な誹謗中傷を全くしてないわけなんですが、それに対してですね、総理が何が問題なんだか全くわからないとおっしゃったのが、本当印象的ですね、11時ぐらいだったのかな、あの日の、私もこれは驚いてしまったんですけれどね、真相を究明していきますとかね、皆さんの疑惑を晴らす努力をいたしますとか、まあ今までの自民党政権でしたら、そのような形の答をだいたい総理はされると思うんですけれども、僕には一体何が問題なんだかわかりませんみたいな話でしたから、実際問題、多くの疑惑があるわけですし、特に塾の献金の問題などはですね、本当に知らなかったでいいのかっていうこともありますから、本当に、これだと疑惑を追求すると言いますか解明する気が全く総理にないと、疑惑をかけられたら解明するっていうこともまた政府与党側の任務だと思うんですけれども、解明しようっていう気もないですものね。

(佐藤)
だから、今のこの補助金交付決定する企業なりからのですね、献金の問題っていうのは、まああのこれ知らなかったら違法性はないというかなりのザル法なんですけれども、まあたぶんあのこれは野党も含めてですね、貰っているケースっていうのは、野党も皆無じゃないかという風に思いますので、その辺はかなり法の不備の問題ですから、その辺はやっぱり謙虚に受け止めてですね、じゃどういう風な解決をするかというところであるとか、やはりもう一歩進んでいけばですね、この補助金貰うことについての透明性がどうなのかと、何か国会議員が知らないと、本当に知らないかどうかは別にしてですね、仮に知らなかったとすればですね、国会議員も知らないようなところでですね、そういう補助金の決定がもしなされてですね、それを国会議員も知らない。

(三宅)
逆に国会議員が知らないって...。

(佐藤)
そういう今の政治資金の効率の問題であるとか、補助金の決定過程の不透明性の問題であるとか、そういうところをしっかり受け止めて、総理のほうもですね、議論していけばいいんでしょうけれど、そこが全くそういうところがなくて、まあ口先だけで、しかもかなり荒っぽいやり方で、その場限り、その場しのぎの答弁をしている感じの印象を受けましたね。

(三宅)
そうですよね。
あの監督官庁のですね、助成金に関して、じゃ大臣が全く知らなかったと、言うんであれば、では誰が交付決定しているのかということになるわけで、私はあの先ほどツイッターで書いたんですけれども、まあこの件はですね、今は閣僚個人個人の、疑惑になっておりますけれども、この後ですね、本当にリクルートや佐川急便のようなですね、大きな事件に発展する可能性があるものだと思っているんです。
これはもちろん野党も返り血は浴びるでしょう。
ですけれども、この助成金決定のね、不透明なプロセス、もしか本当に大臣が知らなかったとしたら、誰がどう決めているのか、この多額な助成金をということと、その後、決定した後のいわゆる監査ですね、きちっとされているのかと、きちっと使われなかったときには返金させるとかですね、そういったことを含めて、きちっとされているのかと、ですからこれ政治家だけではなくて、その助成金決定した省庁なりのですね、いわゆる交付決定者ですね、交付決定者のほうまで疑惑は及ぶような話になっていくんではないかなあと思っております。

(佐藤)
そうですね、逆に言えばそうしたことまでやっぱりしっかり議論していかないとですね、本当にあの安倍さんの責任をとるという話であればですね、そこまでちゃんと議論をするというようなところまでやらないと、本当にその責任をとったことにならないんじゃないかと思います。

②へ続く

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