みやけ雪子タイトル

2015年06月28日

(三宅雪子ツイキャスインタビュー)ゲスト 山井和則議員(民主)①

2月27日(金)朝の「おはよう!三宅雪子ツイキャス」のインタビュー①です。

(三宅)
はい、みなさま、おはようございます。
三宅雪子です。
「おはよう三宅雪子ツイキャス」、本日が3回目となります。
本日のゲストはですね、これから、8時55分から予算委員会直前の、なんと民主党山井和則衆議院議員に、本当にですね、直前の短い時間に、出演の快諾をしていただきました。
出演と言っても、朝はラジオで本当に申し訳ありません。
その山井議員と現在電話がつながっております。
山井さん、おはようございます。

(山井)
おはようございます、山井です。

(三宅)
おはようございます。
今日、予算委員会ですけど、今日はご質問はあるんですか。

(山井)
今日はないです。

(三宅)
どうですか、今回の予算委員会の現在の状況は?

(山井)
先日、馬渕さんがあの追求されましたように、今までお金でね辞任した大臣が、10人少ししかいないのに、そのうちまあ7〜8人が安倍政権で辞任していると。
結局、あまりにも政治と金まみれではないかということが問題になっています。

(三宅)
そうですよね。
あの、これは実際に辞任をされた方で、あの言葉悪いですけれども、大臣辞任をされた方であって、問題は疑惑ありがらも大臣辞任まで至らなかった方も多くって言ったら申し訳ないんですけれど、いらっしゃるわけで、実際問題、第一次もそうなんですけれども、やっぱりご自分に親しい方だけをどうも集めてしまっていることによってですね、こういう事態を招いてしまっていると思いますけれども、お友達人事というのは、山井さんもそう感じますか?

(山井)
明らかに今の内閣というのは偏った人選だと思いますね。
それと、やはり政官業の癒着って言うんですかね、なんか国会で仕事をすれば、その関係業界から献金がどっと入って、選挙応援をしてもらって、それでまた勝つとますます出世して、それで大臣になった暁には、今まで献金をし続けてきた業界団体がご恩返しをするみたいなね、そういう政官業の癒着の象徴が今回の政治の課題かなと思います。

(三宅)
いやそうなんですよ。
あのね、このスキームはがっちりできてしまっているじゃないですか。
あの浪人中なり何なりお世話になると、大臣になった暁にはお返しをすると、みたいにね、国民からも見えてしまうわけですよね。
で、お礼があるからまた応援すると。
まあ、そういうスキームが本当にはっきり見えてしまっている国会になってしまっていると思うんですよ。

(山井)
そのね、今、三宅さんがおっしゃった政官業の政治と金がひどいというのがね、ますます今ね、昔から言われていますよ、でも、ますます今それが高まってきてしまっていると。
例えば、その象徴がね、法人税減税をしますと、安倍総理は言っているわけですね。
一方では、私が頑張っている障害者福祉は、史上初の報酬切り下げ、報酬も過去最大の切り下げ、消費税増税をして8兆円も増収があるにも関わらず、障害者や介護はバッサリ切ると、その切ったお金で法人税減税をするわけですよね。

法人税減税も財政に余裕があったあらやればいいんですよ、そう思います。
でも、一番困っている高齢者や障害者や家族の予算を削って、事実上そのお金を法人税減税に回っているわけですよ。
それで、それだけでもおかしいのに、それで経団連は、法人税減税をしてくれる安倍政権は素晴らしいと言って、結局企業団体献金の斡旋を再開してね、結局経団連の大企業がですね、あの安倍政権に献金を斡旋する形で再開してるわけですよ。

(三宅)
そうですよね。
これね、一旦民主党政権の間も含めて、中断していたわけですよね。

(山井)
そうそうそう。

(三宅)
私、このことはずっと止めるべきだと思うんですけど、あの、いわゆる政策評価っていうものをこの経済団体がやりますよね。
要は政策評価っていうことは、自分たちが希望した政策をやってくれたかどうかということなわけですよね。

(山井)
わかりやすく言えば、自分たちに金をくれたかどうかですよ。
法人税減税をしてくれたと、してくれると、その見返りに献金するわけでしょう?
そしたらどういう構図になるかというと、消費税増税をしたお金の一部が法人税減税に流れるわけでしょう?
法人税減税をした元々は消費税増税、庶民の血税なわけですよ。

(三宅)
そうなんですよ。

(山井)
庶民の血税を大型減税で一部の大企業に還流させて、その見返りにね、自民党はそこから献金をもらうわけですよ。
それは、法人税減税をしてもらう企業からするとね、法人税減税してもらうんだから、そのうち百分の一でも千分の一でも自民党に献金したって痛くも痒くもないわけですよ。
それってね、庶民の政治としておかしくないのということですよ。
その結果、そういう多額のお金を献金できないようなね、一般の庶民の声というのは、ますます政治から遠ざけられてしまうんじゃないですか。
だから、三宅さんがおっしゃったように、だから経団連の企業献金の斡旋というのは、あまりにもエグすぎるということでここ数年自粛されてたわけでしょう?

(三宅)
そうですよね。

(山井)
それを、安倍さんは、法人税減税をやってくれるおまけにですよ、法人税減税だけじゃないですよね、私の厚生労働委員会の担当だけれど、労働者派遣法改悪、残業代ゼロ制度、つまり、今まで26業務の専門業務でしか派遣が使えなかったのを、今回の派遣法の改悪で全ての業務で一生派遣で使い放題と、さらに残業代も休日手当もゼロにする案も出してくる、それも経済界からすると大喜びでどんどん献金するわけですよ。

(三宅)
献金を増やせば何でもやってくれるんではないかと、今誰が国を動かしているかというと、経済界に見えてしょうがないんですけどね。

(山井)
私はね、もちろん経済の成長も大事だし、経済界の意見も聞くべきだと思うんだけれど、問題はバランスだと思うんですよ。
やはりそれがね、経済界が潤う一方、例えば労働者派遣法みたいにですよ、じゃ一生派遣でなかなか直接雇用になれない、一生低賃金で、すぐ解雇されるか、いつ契約終了か、こう怯えながらね、こういう人生を送らせる人を増やす政治っていうのは間違っていると思うんです。

逆にですね、臨時的、一時的に派遣でもいいけれど、望めば直接雇用、あるいは均等待遇でね、もし派遣のままでいいと言う人があればそれでも正社員と同じような時給とか待遇にね、上げていくと、均等待遇なり正社員になりやすくする、それこそが政治がすべきことだと思うんです。

(三宅)
そうですよね。
まあ、法人税減税についてはね、あの山井さんも一緒だと思うんですけど、これ自身が絶対ダメだということではなくて、もちろん中小零細企業で助かるところもあるわけですから、タイミングによってはね、タイミングによっては、私はこれは完全否定しなくてもいいとは思っているんですよ。
ただですね、このタイミングで消費税を皆さん、私もそうですよ、山井さんもそうだと思います。

社会保障に全部使うんだと、維持拡充に使うんだと言うことで、その言葉を信じて
消費税増税に賛成した方もいると思います。
私は反対しましたけれど、民主党の賛成だった方々も、消費税は社会保障に全部使われるんだと、このままだと社会保障にいくお金が無くなりますから、そういった意味で賛成を、苦渋の選択で賛成した方々も、事実上一割ぐらいですか、今使われているのは。

(山井)
あの、財政再建にかなり使われてしまっているのと、充実分に使われている部分がかなり少ないんですよね。

(三宅)
充実分に使われてないですよね。
あと防衛費は、防衛費が増えたりしていますよね、全体では。

(山井)
介護は史上最大にカットされてちゃっているわけですから、充実どころか。
民主党政権のときは、消費税増税はしないのに介護報酬は1.2%上げたわけですよね、1.2%。
でも、今回消費税増税したのに、過去最大の2.27%実質的に引き下げているわけですよね。

だからあの三宅さんがおっしゃる通りでね、財源があるんだったら法人税減税もやったほうがいいんですよ。
ところが、片や介護や障害者福祉をカットしているのに法人税減税しているということになればね、結局事実上消費税増税が法人税減税に目的外に流用されちゃってるという話になるわけですよ。

②へ続く

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