外国の記者が日本を訪れ、国会を見学すると、まず驚くのが「メモあわせ」そして、壁耳(壁に耳をあて会議の中身をこっそり聞く、スクープがけっこうとれる)だそうだ。
そんな風景も最近なくなり、ああ、やはり悪習はやめようとなったんだな・・・と思ったら場所を目立たない場所に移しただけであった。が~ん。予算員会でトイレに立った時に発見、やけに記者さんが集まっているので何かな~近寄ったら、メモ合わせ。超気まずくなり・・。ああ、見ちゃいけなかったんだな(笑)。
うちの秘書いわく、昔の政治家は比喩的な表現などが多く、「今のどういう意味?」ということが多かったので、メモ合わせざるをえなかった場面もあったそう。しかし、今のメモ合わせは、そもそもICレコーダーが普及しているし、結果的にどの新聞も同じ論調になる弊害がある。これをやめたら記事は多種多様になる可能性もあるし、記者クラブは信用を取り戻すと思う。さあ、メモ合わせをやめてみよう~