みやけ雪子タイトル

2013年01月20日

福祉と雇用 

私の原点は福祉。困っている方々の力になりたいという思いから2009年に立候補を決めた。そして無事当選し、厚生労働委員会に所属ができた。

そして3年間4か月。ねじれ国会で思うようにならないジレンマに苦しめながらも、多くのことに関ることができた。障がい者福祉、高齢者福祉、ホームレス問題、雇用、貧困問題、虐待、生活保護、難病・・・。目がまわりそうに忙しい毎日だったが、充実した日々であった。

もうひとつの私のライフワークは雇用。1に雇用、2に雇用、3に雇用と菅元総理は言った。この菅さんの発言は評価している。しかし、その後どうなったんだろう。急に聞かなくなったような・・・。

確かに山積している諸問題を考えていると、最終的に雇用の問題にぶつかるのだ。仕事が安定すれば結婚する男性が増え(現在は独身終わる男性が急増している)少子化も止まるかもしれない。そして、収入が安定すれば、消費も増える、社会保険料の未納も減る。税収も増える。消費が増えれば企業の売り上げが伸び、給与が上がり、新規採用も増え、・・・しかし、そうそう世の中うまくいかない。昨今は、企業の売上げが直接給与など従業員に還元されることは少なく、(上場してれば)株主への配当や内部留保(これ自体を全否定するするものではない)に回ってしまう。

景気に明るい兆しが見えているなら何よりだ。しかし、株価や為替だけではなく、生活者が実際にああ、景気がよくなった、と国民一人一人は感じられるような景気回復が本当の景気回復でないないか。その前に、消費増税をしたら、どうなるか。あっと言う間に景気後退した15年前の悪夢が蘇る。何しろ前回の3%kら5%の消費増税アップ時から15年間デフレが続いているのだ。景気回復の入り口でつまづかないように、安定した経済安定を目指していかなければいけない。マーケットではなくリアルな社会での景気回復。そのためにも雇用対策だ。利益が上がっている企業はCSR(企業の社会貢献)の面からもリストラなどは避けて欲しい。こうしたことは義務付けするのではなく、大企業は特に自主的に企業の責任として考えて欲しいと切に願うが、一時期流行ったCSRという言葉が最近は絵空事のよう。ああ、長くなってしまった。この話はまた後日。

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