衆議院法務委員会での強行採決の日、私は取材傍聴に行っていました。
安保法制、TPP関連法案など重要法案の採決の時は国会に足を運んでいます。
今回衆議院法務委員会(5月19日)での共謀罪の委員会採決は、際だって異常なものでした。
それは「日本維新の会」の存在があったからです。
与党の理屈はいつも野党である「日本維新の会」が採決に賛成している、従って強行採決ではないというものではないというものです。
今回は、今まで審議に参加していない、委員ではない松浪健太議員が、質問のラストバッターでした。これは異例なこと。
しかも、それまで審議に参加もしてもいなかった松浪委員が突然「委員長、もう十分でしょう」と採決を促すという奇っ怪な行動にでました。
当然、委員会は大紛糾。
私の席は委員会室の右奥。そこから、日本維新の会の3人の議員の様子が見えました。
目立ったのは丸山穂高議員です。
重要法案であり、さすがに自公の委員は神妙な表情でしたが、この3人は笑みさえこぼすはしゃぎようでかなり違和感がありました。
自分の果たした役割に興奮していたのでしょうか・・・
上西小百合さんの事務所はその様子を「バッチリ」写していました。あの写真がすべてを
物語っています。
与党でもない、野党でもない「ゆ党」?そんな存在を我々国民は許してはいけないと思います。