参議院議員選挙の投票には、都道府県ごとの「選挙区」と、全国を対象とした「比例代表」の2種類(投票用紙も2枚)があります。(今回、三宅雪子は全国の有権者が投票できる「比例代表」での公認を受けました)
比例代表は「政党名」もしくは「個人名」、どちらでも書くことができます。
政党名得票数とその政党に属する候補者個人名得票数を合計し、まず各政党への議席配分が決定し、そしてその中から「個人名での得票数の多い順」に当選者が決まります。
例えば、
ある政党が2議席獲得し、その政党候補者の獲得票数が下記のような場合、
A候補:20万票
B候補:10万票
C候補:8万票
D候補:5万票
A候補とB候補が当選となります。
実際の数としましては、参議院比例代表の定数は96名で、3年ごとの参議院選挙(任期は6年)で半分の48名ずつが選出されます。
前記しましたように、比例代表は「政党名」「個人名」どちらでも書くことができますが、特定の候補者を応援される場合は「個人名を書くことができる」ということをおぼえておいてください。
※比例代表の当選者は「ドント式(の非拘束名簿式)」という議席配分の計算方式で選出されます。各政党の得票数を、1・2・3〜の整数で順に割っていき、その商の大きい順に定数まで議席を配分します。
●参考動画
参議院比例代表の投票のしくみ
http://www.youtube.com/watch?v=faSDCAVdvY4