昨日の代議士会では中後議員が先日の総務委員会差し替え問題について発言。
あからさまな批判にならないよう配慮しつつ、経緯をわかりやすく説明、党に今後の対応をあらためることを希望したとても意味のある発言でした。子ども手当所得制限は、ほぼ民主党委員全員が反対なので、今後の成り行きが心配です。委員本人の意図しない差し替えは、国会法に違反していているのでは?とご指摘があり、調べているものの該当箇所が見当たらず。
復興税についても党内で活発な議論になっています。毎日のように関連の勉強会や会議があり私もできる限り参加しています。私は、平時においては、先進諸国の中で格段に低い日本の消費税はあげてもいいのではという考えでした。
ただ、マニフェストでの約束があるので実施は4年後(今から2年半後)です。しかし、今は超非常事態。景気も悪く、雇用もまだまだ上向かず、そのうえ震災の影響が全国に及んでいる状況で、名目は何にせよ税を上げるなどもってのほか。復興の財源は、今、様々な案がでているのでその中で国債の発行も含め検討していけばいいと思います。
今は多くの人がボランティアに参加し、医療団体や薬品業界も無償で介護や医師の派遣、薬の配布をしてくれています。心から感謝をしたいと思います。しかし、この災害の復興は長期化します。ある段階からは交通費などを含め、国が考えていかなければいけません。このあいだお話を伺った団体は、すでに9000万の持ち出しだと話していました。そういうことがずっと続くはずがありません。休みを取って参加してくれているボランティアの方々もいつかは仕事に戻らなければいけないでしょう。