2015年7月9日。「在日コリアン強制退去デマ」在日コリアンの方々にとっては忘れられない日でしょう。
親しい在日コリアンの知人が通報リストに自分の名前を見たときの気持ちを語ってくれました。その恐ろしさ。
不幸滞在ではありませんでした。名前だけで通報されてネットに晒されました。あのときに国会でこの問題が大きく取り上げられた覚えがありません。この選挙でも、深刻な社会問題化している「ヘイト」は争点になっているように見えません。
我々にとって「自由」はなにごとにもかえがたいこと。表現の自由、言論の自由。
しかし、それが不当であり、誰かの安全や命をものであったら?
生まれる場所は自分で選ぶことができない。こんな簡単なことを考えられない人が多くいることに驚かされます。差別が不当なうえに、その差別を自分が受ける可能性があるという想像力がない。
4年前。私はツィッターをやっていたのにこの問題に気がついていなかったし、アクションを起していません。悔いています。弁護士らへの懲戒請求事件は、色々な要素をはらんでいます。ひと言では語れません。その大きなものが「ヘイト」や「差別」ですが、提訴には不当な行為に抗う意味もあるでしょう。
弁護士らの主張は「不当な懲戒請求である」以外は、そもそも懲戒請求の理由も違うので、提訴理由も違います。
日刊ゲンダイの連載で書けなかったことをnoteで書いてます。
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