小沢さんの初当選の時の選挙公約を読んでいて、感じたこと。
長くなるので、ここでの紹介は避けるが、とてもこれから立候補する若者のものとは思えない内容だ。「官僚政治の打破」などを当時から、訴えている。
政治で大事なことは理念であり、肝心のそこがおろそかになってやしないかと。最近の公約が細かくなりすぎている。
これは、民主党マニフェストの影響だろう。
その時の経済状況などで政策は変更せざるを得ない時があるが、大事なのは理念。国民と国民生活を第一に考えること。これが一番、大事。
例えば、我が党は、TPP反対で、FTA、EPAは賛成の立場だが、これなど、アメリカとの事前協議で失ったもの、現在のTPP交渉の難航ぶり、韓米FTAでの韓国の状況を見たとき、再考が必要だと思う。
細かい公約を出しすぎて、それに縛られてしまうのは、本末転倒だ。
大事なことは、大きな枠の中で、方向性を間違えないことである。それが、間違ってしまったときは、まさに公約違反だ。