みやけ雪子タイトル

2019年07月12日

連合会見 6月文字起こし(三宅質問部分)

6月の会見の文字起こしです。
最初が私、9回中3回質問しました。

https://www.jtuc-rengo.or.jp/info/rengotv/kaiken/201906.html

(動画)

こちらから


連合記者会見

6月定例記者会見

神津会長・相原事務局長・内田副事務局長・冨田総合労働局長(2019年6月20日)
連合記者会見

質疑応答[1]
Q.(フリー・ミヤケ氏)
 フリーの三宅雪子です。神津会長にご質問させていただきます。昨日、1年ぶりに国会で党首討論が行われました。そしてその中で、雇用に関わる問題も多数出たわけですが、特に安倍総理は最低賃金の事を、自分になってから大幅に上がったと、アベノミクスは成功したといった趣旨のご発言をされました。こういったことを、昨日の議論の様子はご承知おきかと思いますが、連合としてそのような実感を持ちなのかどうかを含めてご意見をお聞かせいただけますでしょうか。

A.(会長)
 昨日、その時間帯は別の公務があったものですから、連合とまた別の役職も持っているものですからそちらの方の公務があったので、直接は見ていません。今はネットの衆議院のテレビがあるので後でしっかり見ようと思っていますが、言及があったところの話で言えば最低賃金はそもそも水準自体が非常に低いですから、まだまだ極めて不十分ですので、そのことをさらに主張を強めていかなければいけないと思います。安倍総理が何かというと民主党政権の時と比べてということを強調されますが、それはもういい加減にしたほうがいいのではないかなというふうに思います。民主党政権の時に打ち出した理念とか政策というのは少なからず大事な日本の方向性を示したものがあったと思っていますので、従ってなんかその時がすべて暗黒で、今がバラ色みたいな話というのは、少し大人気ないなというふうに思います。むしろその時に打ち出したものが今日実を結んでいるというものも少なからずあります。最低賃金も元々、第1次安倍政権の時にも問題意識として出されていたことでもあると思っている訳です。我々は与党であろうが野党であろうが、与党にどちらがついていようが私たちの主張をどうやって、公労使三者構成の中で具現化していくかということですので、そこは別に民主党政権だったからどうこうじゃなくて、あるいは今の安倍政権だからどうこうということではなくて、問題なのは今の仕組みだと格差が開いてしまうという、私どもの主張がある程度取り入られて一時期ほど率が開いてしまうということにはなっていないものの、額で見ると依然として差が開いてしまうような仕組みになっていますから、むしろそこのところをしっかり改めてもらいたいというふうに思います。

質疑応答[3]
Q.(フリー・ミヤケ氏)
 フリーの三宅雪子です。たびたび恐れ入ります。会長にまたご質問させていただきます。今日、会長のブログで更新されていたものを拝読させていただきました。そして、消費増税について連合は反対しないということで、これに対しては大変多くの意見があることと思います。ただ、私は会長の書いたものを読ませていただいて理解ができた次第です。私自身も民主党にいた人間ですが、社会保障費にあてるという前提のもとの消費増税であったわけでございます。それであればまだしも、今増税というのは政治と国民の間の信頼関係があってこそできるもの、それが揺らいでいるので反対意見が多いのではないかというふうに思います。また社会保障も後退しているように見えます。そんな中で、質問に入りますが、現在野党内でも党の意見と反対のことを言うような候補並びに議員が出てきていますが、こうした事態はあまり良くないように、この選挙迎えるにあたって思います。そうした候補議員が出てきていることに関して、当然市民は税金が低いほうがいいに決まっていますが、こうしたふうに割れてきていることに対してはどのようにお感じでしょうか。

A.(会長)
 なんかブログの宣伝していただいたような感じで、見ていただいてることに感謝を申し上げたいと思います。先程申し上げたように政策協定「つづく社会、つづけたい社会」それでさらに言えば、社会保障と税の一体改革を含めて、民主党政権の時に打ち出した、苦労してきて方向性を明確にしてきた内容というのは非常に貴重なものが多々あると思っています。ですから、そのことにあの思いをいたす有権者というのは、これをだんだん心配が薄れてきているというところがあると思いますが、連合はやはりそのことに最も思いを持っている存在だと思っています。したがってこの税の問題もそういう観点で見ている訳でありまして、それは現象面として増税がありがたくないというのはこれも誰しも共通だと思いますが、それは何のためのものかということでありまして、あの時の一体改革の確認された内容をきちんとやって欲しいというのが、一番の願いであります。そういう意味ではその内容も若干ねじ曲げられているのと、どうしても消費税というのは低所得者には重たい課税だということがありますので、本来給付付き税額控除ということであればまだしも、軽減税率であるとか、あるいはポイント制、キャッシュレスだという少し邪道なところを含めて今回やろうとされているということについては、これは違うのではないのかということは明確にあります。そして、ご指摘のようにやや党の考え方からも外れているのではないのかみたいな話はむしろ報道を通じて断片的に伺い知るところもあります。ブログでも表現させてもらいましたが、何もその消費税だけではなく、税制税体系全般の中で、金融取引課税であるとか、あるいは資産課税だとか、あるいは所得税法人税も今の状況そのままでいいのかとか、断片的にしか伝わってきていないのでよくわかりませんが、そういうことを含めて負担の構造にも、勇気を持ってきちんと政策を提示するということが、政治家、候補者には求められることだと思いますので、そういうことを含めて注視はしていかなきゃいけないなというふうに思っています。


Q.(フリー・ミヤケ氏)
 たびたび恐れ入ります。フリーの三宅雪子です。神津会長が懸念されていることは、裁量労働制のことですとか、また同一労働同一賃金、最低賃金はこれ当然、上に合わせていく分はウェルカムだと思います。ただ、そうは行くかなという心配ごとはありますし、また統計不正の問題、障がい者雇用の上増し等々ありました。また特に政府は解雇の金銭解決制度の導入を目指しているように報じられております。こちらは連合としても大変警戒を持っているところだというふうに思います。また移民の問題もあります。これ以外に会長が現在懸念されている労働問題などありましたらお聞かせいただけますでしょうか。

A.(会長)
 これ以外にというと、いろいろあると思いますが、雇用類似の働き方というのは実際にもう相当広がっているところありますし、先ほどお話あったウーバーイーツですとか、その辺は、事実が先行している部分もあるので、懸念材料としてはそこのところは1つ大きくあるというふうに思っています。

以上

次回頑張ります。参議院選挙後だから厳しい質問多そうです。

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