「懲戒請求は匿名で出来る」「名前は相手に知られない」
ブログ主である余命氏。
「懲戒請求は匿名で出来る」「名前は相手に知られない」
余命氏がブログに書いた数々の虚偽事実の中でこれが最も悪質だったのではないでしょうか?
故意だったのか、それとも本当に匿名で懲戒請求できると思っていたのか。(訂正)後者だったら嘘ではないのかもしれません。しかし、結果的には事実ではありませんでした。
多くのブログ読者はこれを鵜呑みにしました。そして懲戒請求をして、弁護士らに提訴され、名前を公に知られ、そして、負けた場合、数十万の損害賠償の可能性があります。
繰り返し書いていますが、懲戒請求された弁護士には通知書が来ます。そこには「要求しなくても」懲戒請求者の名前などが書いてあります。「要求しなくても」です。相手が誰かわからないと弁明書が書けませんからです。ちょっと考えたらわかりますよね。
確かに、弁護士会のHPや弁護士白書の懲戒請求の記述は難しくてわかりにくいかもしれません。
だったら、1本弁護士会に電話をして確認すればよかったのです。
自分の情報が弁護士に知られて提訴される可能性があると知ってたら、1000人近い懲戒請求者の何割かは懲戒請求をしなかった可能性があります。
その後、怒りの矛先が自分に向かうことを避けるためか、余命氏は「弁護士らが不正に個人情報を手に入れた」と言い出しました。
失笑ものですが、これをまた懲戒請求者がいとも簡単に信じてしまうのです。すぐに「弁護士らはケシカラン」となりました。これもまた調べないわけです。
(続く)