坂本弁護士一家を慰霊 殺害30年、遺体発見現場で (共同通信9月7日)
当時、オウム真理教は「オモシロ宗教」扱いでテレビでもバラエティ番組などに出演。警鐘を鳴らす方も多くいたのに、その声はかき消されました。
そして、坂本堤弁護士失踪事件が起きました。そこに教団の関与を示すものが残されていたため(後に本物とわかる)逆に世間では信憑性が疑われました。坂本堤弁護士は34歳だったんですね。弁護士で34歳といったら若手。この難しい(危険な))裁判を引き受けたことから、正義感の強い方だったんだろうなと思います。
引用
「オウム真理教幹部らに坂本堤弁護士(当時33)一家3人が殺害された事件から11月で30年になるのを前に、同僚弁護士や遺族ら約20人が7日、坂本さんと妻都子さん(同29)の遺体がそれぞれ見つかった新潟県上越市と富山県魚津市の現場を訪れ、慰霊した。
坂本さん一家は1989年11月4日、横浜市の自宅で教団幹部らに殺害された。3人の遺体は新潟、長野、富山各県の山中にそれぞれ埋められ、95年9月に見つかった」
(略)
「坂本弁護士と家族を救う全国弁護士の会」事務局長の影山秀人弁護士(61)は「今も仕事で迷うことがあれば、彼ならどうしただろうと考える。彼を指針にして30年間やってきた」と話した。〔共同〕
6年も遺体は見つからなかったんですね。そして、家族は、それぞれ違う地にいた。気の毒でなりません。