日本理化学工業の忘年会は、去年と同様楽しいものでした。(写真右は大山会長です)
本日は、韓国のテレビ局KBSの取材が入っており、私もコメントを求められましたが、この
会社の素晴らしさは単に障害者雇用率が高い(約70%)というだけではなく、大山会長の
障害者雇用に関しての概念です。人を仕事に合わせるのではなく、仕事を人に合わせる。
できそうでできないことです。
障がい者を雇っても、健常者以上の働きをしてもらう工夫をすれば企業の負担にならない
のです。
社会的責任(CSR)という意識がまだ経営者の中に浸透していない日本では、やはり景気
の悪化が障害者雇用に大きな影響を与えます。ですので、大山会長のような考え方は、
画期的と言えます。
現在、日本理化には見学者が年間3000人も訪れるそうです。福祉関係者だけでなく、企
業の人事担当者にこそ、現場を見て頂きたい。
また、大山会長はこうおっしゃってます。
人間の究極の幸せは、
・人に愛されること
・人にほめられること
・人の役にたつこと
・人から必要とされていること
この四つ。
日本理化学工業に勤めている障がい者は皆幸せそうです。